〇物忘れがひどくなった
昨日お地蔵さんのお接待の赤飯を、下灘まで届けに行こうと軽四トラックに乗りました。いつものように免許証をポケットに入れたものと思い込んだものの、ポケットの中はどこを探しても見つかりませんでした。一旦エンジンスイッチを切って、「はてな?」と再度家の中に入り、記憶のフィルムを巻き戻しながらあちこち探しましたが見つからず、行くのを断念しようとした矢先、出る前作業用ジャンバーから外出用ジャンバーにを着替えたこと思い出し、やっとのことで見つかりました。
最近は置いた場所を忘れ探し物をする無駄と思える時間が増えてきました。忘れない基本は使った後、元の決まった場所へ置くことなのですが、ついついチョイ置きするため、見失ってしまうのです。携帯電話なら別の携帯電話で呼び出せば着信音を頼りに探すことも出来ますが、免許証や財布などはものを言わないため、今回のような失敗を繰り返すのです。物忘れはある意味歳のせいだと思って諦めていますが、歳をとっても物忘れしない人もいるのですから、日常の暮らし方かも知れません。
私は妻が驚くほど人の名前と顔をよく覚えています。外出先で「若松さん、お久しぶりです」などと声をかけられることはしょっちゅうで、その都度私の脳内カンピューターが働き始めるのです。一番困るのはパソコン操作で、何度教えてもらっても覚えられないし、また整理整頓ができていないため、パソコンに記憶させた情報をどこにしまったか思い出せず、困惑してしまうのです。
そんなことを考えていた矢先の今朝、「覚えたことを2度と忘れない最も良い方法は?」という見出しがパソコン画面で目に留まりました。物忘れ以前の問題として覚え方、記憶の定着度から学ばなければなりません。せめて忘れ状がよくなったことを年齢のせいにしないよう、頑張ってみようと思っています。
「外出時 ジャンバー着替えた こと忘れ ない・ない・ないと ポケット探す」
「外出時 携帯義務の 免許証 やっと見つかり 安堵の胸を」
「歳だから 仕方がないと 思ってる 生きてることすら 忘れるかもね」
「新しい ことを覚える その前に 覚えてること 忘れないよう」