〇干し柿揉み
家の屋根付き洗濯物干場に吊るしている干し柿が、このところの気温低下や季節風によって頃合いに乾いたようなので、昨日は真新しい白い軍手を両手にはめて、干し柿揉みをしました。
肩揉みの要領で余り強過ぎないよう気を配りながら、一つひとつ丁寧に揉みほぐしました。今年は皮を剥いで干してから程よい天候に恵まれたため、心配していたカビも生えず、上々の出来栄えで、飴色に輝きもう間もなく食べれそうです。
近頃の子どもは野外に長時間干したり手で揉んだ干し柿を、汚いとか言って余り食べないそうですが、わが家の2人の孫は干し柿が大好きで、出来たら一緒に食べようと約束をしています。
わが家ではお正月の注連縄神棚に五穀として鰯の田作り、新米、餅などとともに干し柿やダイダイ(小みかん)などを供え、家族の健康を祈ります。そういえば吊るし柿ができる頃になると、そろそろ年賀状の準備にも取り掛からなければなりません。師走は何かと忙しいです。
「干し柿が 冷気冷風 晒されて 程よく乾き 手揉みを加え」
「軍手はめ 次から次へ 揉んで行く 今年は仕上がり 順調のよう」
「近頃の 子ども干し柿 食べないと 聞くがわが孫 大の好物」
「子ども頃 親の目盗み 干し柿を 食べて叱られ 良き思い出に」