〇スイカの空中栽培実験?
先日息子が久しぶりの休みに、伸び始めたスイカに敷きワラをする作業を手伝ってくれました。スイカはそのままほおっておくと雑草に負けるので、黒いマルチを敷いた上に、友人から貰って倉庫にしまっていたワラを取り出し畑に敷きました。そんなに広い畑でもないので直ぐに終わりましたが、息子が「お父さん、スイカを棚作りしたらどうだろう」と言い出しました。息子の唐突な提案を、「そんな面倒くさいことができるか!!、わしは忙しい」とはねのけましたが、冷静になって考えると「面白いかも知れない」と思い始めました。
スイカを空中で栽培するのには、先ず棚が必要です。さてどうしたものかと思案しながら、まず棚作りから始めました。いつものことながら「予算ゼロ」なので、倉庫から鉄パイプ支柱や荒目の漁網を取り出し、脚立に登って支柱を6本打ち、物干し竿に漁網を縛り付け、僅か2時間ほどでそれなりの棚が出来上がりました。問題は伸び始めたスイカのつるを棚にどうやってはわせるかです。今日は梅雨に入った中休みで好天なので、作業を進めてみたいと思っています。
失敗しても元々なので、スイカが1個でも2個でも棚にぶら下がる面白い光景を頭に描きながら、ほんのちょっとした遊び心で、「スイカの空中栽培実験プロジェクトなるものをやりたい、と妻に言えば、「そんな馬鹿げたことは止めた方がいい」とあっさり否定されてしまいました。幸い言い出しっぺの息子だけが味方です。新型コロナの影響で閉塞感が漂う日常なので、高杉晋作ではありませんが「面白き こともなき世を面白く すみなすものは 心なりけり」で、大いに楽しむつもりです。馬鹿げた親子です。
「わが息子 誰に似たのか 馬鹿げてる ことを平気で 私にさせる」
「棚作り あっという間に 出来上がる 今日はスイカの ツルを棚上げ」
「わが妻に 空中栽培 実験の 話をすると けんもほろろに」
「コロナ禍で 閉塞感が 漂って うつになりそう 笑って生きよう」