人間牧場

〇久しぶりに出会った友人との呆れた会話

 昨日、久し振りに昔役場で一緒に働いたことのある同年代の友人に出会いました。働いたことがると言っても小さい役場だったので、同じ仕事はしたことがありませんが、かつては折に触れ酒を呑みながら悩みを語り、時には自分や町の将来について熱く語りましたが、その友人は現職時代もそうでしたが、役場を退職後もまちづくりやボランティア活動に積極的に参加している私と違って、まったく社会活動や地域のコミュニティ活動への誘いにも乗らず、漏れ聞けば隣近所の付き合いもせず、「付き合いの悪い人間」としてのレッテルを張られているようです。

「元役場に勤めていたのだから少しぐらいは」と思うのは当然で、そのことをやんわり告げても馬耳東風で誘いにも乗らないばかりか、「何の発展も望めず退化して行くだけのこんな町は嫌だ」と、さも発展や退化は行政や人のせいだと強い口調で私に八つ当たりしました。私は「元役場職員」というレッテルやラベルをむしろ当然のことだと受け止めて生きています。彼は「あんたは一円の得にもならないことをよくやるよ。馬鹿じゃあないの」と悪口雑言の限りを尽くし、私の話に耳を貸そうとはしませんでしたでした。いやあ参った参ったでした。

 はてさて、公務員の資質とは、また退職公務員のあるべき姿とはいかなるものか、よく世間の話題に上りますが、給料をもらっているから仕方なくやる人、辞めれば何の関係もないと思っている人の何と多いことでしょう。もしその人たちが「恩返し」の心を持って地域に貢献するならば、社会はもっと明るくなるはずだと、浅学な私さえ思うのですから、社会の人はもっともっと思っているに違いありません。

 高齢化社会の到来で、60歳定年の延長が始まり、現職時代も退職後も地域に何の貢献をする気のない人が、定年延長や再雇用される現状は公務員の常識が、社会の非常識に思えて仕方がありません。友人は私との別れ際、「パソコンは金もかかるし面倒くさいし、なくっても別に困らないのでやってない」と、情報源さえもシャットダウンしていることを話しました。当然私が毎朝書いている2本のブログ記事など目に触れてないようで、「ブログを書いている」と言ったら、「ブログって何?」でした。いやあ参った参ったでした。

「久しぶり かつての同僚 バッタリと 出会ったものの ときめきもせず」

「付き合いや パソコン情報 なくっても ほらこの通り 胸張り見せる」

「あんた馬鹿 金にもならない ことをして 言われてみれば その通りです」

「60歳 定年延長 するようだ 非常識人 増える恐れも」

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