〇電線リールの活用
息子が友人から貰って来た木製の電線リールは、しばらくはトラックの荷台から庭の隅に下したままになっていました。ミニハウスに遊びに来た目ざとい孫たちは、早速この木製リールに乗って、まるでサーカスの曲芸師のように遊んでいましたが、そのうち転んで手足をすりむいだりしたため、その内大怪我でもしたら大変と、片付けるよう若鬼嫁に言われました。はてさてどうするか考えましたが、小さな方の2つはミニハウスの高床式下に置きました。
大きい方はミニハウス横のコンクリート舗装の上へ、一人の力ゆえ難儀をして移動してテーブルにしましたが、後一つは人間牧場の野外机として活用することになりました。トラックの荷台に積んで人間牧場まで運び、とりあえず駐車場の隅へ置きました。リールは木製なので防腐剤を塗らなかれば腐ってしまうので、近々防腐剤を塗ろうと思っていますが、間もなくアウトドア―のシーズンがやって来るので、しっかりと活用方法や置く場所を考えようと思っています。
わが家の敷地内に私設公民館煙会所を設置したのは、青年の船でアメリカに渡って帰国した昭和51年のことでした。あれから40年が経ちました。また平成17年現職退職を機に設置した人間牧場はあれから13年、倉庫を改造して造った海の資料館海舟館も開館して15年目を迎えていて、今年の春孫たちのために造ったミニハウスを含めると、この40年間で私の身の回りには失なったものも多いけど、増えたものも多く指折りどころか、足の指を加えても足りないほど様々なものが増えました。
これからはこれらの物を手入れ保存して、しっかりと遺し伝えなくてはいけないと思っていますが、73歳のこの歳になっても教育(=今日行くところがある)、教養(=今日用がある)てな調子で、日々忙しく立ち止まって物事を考えたり、手持ちの物を手入・整理・整頓する暇は残念ながらまだないというのが正直なところです。とりあえずは、日々の暮らしにメリハリをつけて、せめて掃除と整理整頓だけでも心がけたいと思っています。
「わが息子 電線リール 持ち帰る 庭に降ろした ままで危ない」
「孫たちは 遊びの天才 そこらへん あるもの使い 転んですりむく」
「大事故に ならないように 片付ける 私の役目 首を振りつつ?」
「大小の 電線リール アウトドア 使えばとても 便利な道具に」