人間牧場

〇ギノー味噌の田中正志社長さんに会いました

 今週の火曜日、久し振りに松前町のギノー味噌を訪ねました。いつものことながら田中正志社長はお元気なご様子で私を温かく迎えてくれました。田中社長との出会いで実現した、CM名刺「裏が味噌」もすっかり有名になり、名刺とともに即席みそ汁を毎回200個単位でいただき、講演などに行く先々で参加者に配り、「損をして得を取得る」商売ならぬ笑売をして、いささかなりの自称貢献をしていますが、本物味噌とダシにこだわった即席みそ汁はとても美味しいと、皆さんから喜んで貰っています。

 その日の朝偶然にも、愛媛新聞の16面経済(2月20日付)に、愛媛経済人「わが社の首脳陣」というタイトルで、ギノー味噌が紹介されていました。田中正志社長さん、総務部長である奥さんの寿子さん、経理部長である妹さんの亀岡靖枝さんの3人のコメントが載っていました。社長の座右の銘は小さな努力の積み重ねが大事という意味の「積小為大」というご存知二宮尊徳の教えです。小学生の時から続けている囲碁は三段、高校大学時代に打ち込んだ剣道も三段の腕前の文武両道の人です。

 ギノー味噌のロビーに、テーブルというよりは切り株と言った方が正しい、度肝を抜かれるようなそれは見事な屋久杉が置かれています。わが人間牧場水平線の家の板間に150年の年輪を刻んだ高知県馬路村産魚梁瀬杉の切り株を置いていますがその比ではなく、まるで田中社長さんと私の人格の違いを見るような思いでいつも見ています。おそらく私などはこれからいくら頑張っても足元にも及びませんが、田中社長さんの「ピンチはチャンス、他社が真似のできない・・・」という言葉を借りれば、私にもオンリーワンの生き方があるはずだと、あすなろの木に自分をダブらせるのです。私の周りには年齢や役職に関係なく見習いたい人が沢山います。

  「ギノー味噌 社長肝入り 裏が味噌 CMあちこち好評」 

  「即席の 味噌汁貰い あちこちに 配って宣伝 損して得を」

  「新聞の 経済面に ギノー味噌 積小為大 尊徳教え」

  「屋久杉の 切り株見つつ 年輪を 刻んだ歴史 余りの違い」 

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