〇一雨欲しい今日この頃
梅雨明け以来、私たちの地域では雨らしい雨が降っていないため、一雨欲しい今日この頃です。お天気を神様が司っていると信じていた昔は、こんな時「雨乞い」の神事を思いつくのでしょうが、科学万能な現代ではそんな子どもじみたこともできず、科学万能ゆえ雨を降らすことさえ出来ない人間の無能さをただただ嘆くのです。
この時期になると被害は困るけど、雨をもたらす台風の行方も気になるところですが、最近は地球温暖化かエルニーニョ現象の影響か分りませんが、台風の進路が少し北にずれているような気がしています。雨を期待した台風5号も6号も日本列島かすめ北海道を窺うなど、台風銀座と揶揄された九州や四国は、まったく台風の気配さえ感じさせないのです。
同じ四国でも親友木下さんの住む馬路村では今年も相変わらず夕立等恵みの雨に恵まれているようで、朝晩菜園に水をやる度に少し羨ましく感じています。雨が降らないことは悪いことばかりではなく、今年の海水浴場は例年になく盛況だそうで、どこかでつじつまが合うように出来ているようです。
今年は飲料水が不足するようなことは今のところありませんが、雨が降らないのでみかんの玉太りが悪く、県内のあちこちでは渇水対策本部を立ち上げて、潅水を始めたところもあるようです。わが家には親父が存命中に庭に掘った井戸から家庭菜園に配水パイプが敷かれていて、朝晩藪蚊やブトに悩まされながら、せっせと水遣りをしています。
昨日の朝イノシシ罠の名人仕掛け人の亀岡さんが、わが家庭菜園の裏山から突然降りてきてビックリしました。聞けばわが家庭菜園の下の田圃にイノシシが出没したようで、獣道に罠を仕掛けるようでした。イノシシもさるもの、そうそう罠にかからないものと思われますが、わが家の里芋も甚大な被害に遭っているだけに、早く捕まえて欲しいと懇願しました。気象クラウドで昨晩傘マークが22時と2時についていたので、かすかな望みを持っていましたが、それも当てが外れたようです。一雨欲しい今日この頃です。お蔭様にて毎日こんな綺麗な夕日がわが家から見えます。
「神様に 雨乞いするよな 人もなく 見放されたか 雨気配なし」
「馬路村 夕立来ると メールにて 親友配信 羨ましいな」
「最近は 台風進路 北にズレ 台風銀座 閑古鳥鳴く」
「イノシシの 罠名人が 獣道 仕掛けたけれど 未だ手応え」