〇蜂蜜のお裾分け
昨日は日本銀行松山支店の3階会議室で、金融広報アドバイザーの研修会があり出かけて行きました。出かけるに当たって私が採取し息子が手間暇欠けて精製し、瓶詰めしてくれた蜂蜜を少々持参して、日ごろお世話になっている人たちに差し上げました。私の採取している蜂蜜は、日本蜜蜂が集めてくれた百花蜜なので、どの花の蜜か集めてくれた蜜蜂に聞いても答えてくれないので、知る良しもありませんが、身体や喉にいいと言われているので、一緒にアドバイザー活動をしているソプラノ歌手二宮典子さんにも、ほんの少しだけお裾分けしました。二宮さんは喉が命の人なのでと、勝手に思った次第です。
会議と会食が終り帰宅途中、少し遠回りをして材木販売業を営む従兄弟の店に立ち寄り、蜜蜂の巣箱に使う板の相談をしました。私が現在使っている巣箱は馬路村産や野村町産、それに私が見よう見真似で作ったものですが、風に吹き飛ばされたりスズメバチやスムシに食い荒らされて随分くたびれてきているので、この際新しいものを子どもたちと一緒に作ろうと思っての相談でした。従兄弟は在社していて、少しの間私の話を聞いてもらい、この春まで小学校のPTA会長もしているので、子どものために一肌脱ごうと言ってくれました。
お礼に蜂蜜を一瓶差し上げて帰りましたが、キットが出来るのが楽しみになってきました。蜂蜜はこうしてお裾分けという形で次から次へと人に手に渡り、人の心をつないでくれています。子どもたちと一緒に作る予定の蜜蜂の巣箱が今度はどんなドラマを産んで行くのでしょうか。一匹の蜜蜂が運ぶ蜂蜜は僅か小さじ一杯程だといわれていますが、今年は蜜蜂師匠の井上さんから花芽のついたキンリョウヘンも届いていて、春の来るのが待ち遠しいこのごろです。私も今朝妻の焼いてくれた食パンに蜂蜜をたっぷり塗って、元気を一杯いただきました。今日は新居浜~大分と忙しい出張が続きます。
「ソプラノの 親友歌手の 友人に お裾分けする 蜂蜜一瓶」
「材木屋 社長に相談 巣箱板 任せてくれと 強い味方に」
「木の板で 蜜蜂巣箱 誰にでも 作れるように キット組み立て」
「蜂蜜が 人と人とを 橋渡し 心豊かに 生きる喜び」