〇年寄りの冷や水
年寄りが歳も考えず無謀なことをすることを、「年寄りの冷や水」と昔から言われています。昨日連合海区調整委員会が山口県柳井市であり、他の委員さんと一緒に出かけましたが、道すがらのフェリー往復5時間の旅は、かなりのんびりしていて、手持ちのタブレット端末をいじったり、本を読んだり、委員さんと雑談に耽ったりして時を過ごしました。
私が健康法のひとつとして、毎朝ジョギングをしていると話をすると、「それを年寄りの冷や水というのだ」と笑われてしまいました。
「70歳の私が毎朝ジョギングをすることが年寄りの冷や水だったら、あんたたちは年寄りの温く水だ」と反論し、大いに盛り上がりましたが、「冷や水」について少し考えてみました。私は1週間に一回程度体のケアーと称して、松山の温泉に行きます。行くといっても所用のついでに立ち寄る程度なのですが、最近の温浴施設はサウナが充実していて、行けば必ずサウナに入ります。入った後この寒いのに冷水風呂に入ります。心臓にはよくないはずですが、冷水をかぶりとスッキリして気持ちがよく、むしろ健康のためには適度な、こうしたショックは必要だという人もいますが、どちらが正しいのか分りません。
歳をとると水分調節が難しいようで、飲み過ぎるとトイレが近くなり、また水分が不足すると血液が凝縮するので水分補給が必要だといわれています。この時期は寒の水といって冷たい水が美味しい季節なので、冷水を楽しんでいますが、水分をどの程度取るかも意見が分かれています。寝る前に必ず水を飲むことを習慣にしている人もいるそうですが、私は寝る前に水を飲まないタイプです。まあ色々言いながら、「冷や水」を意識して余り無理はできませんが、適当な「冷や水」を意識してプレッシャーをかけなければ、老いのスピードは速まるばかりです。さあ今朝も外が明るくなり始めたので「年寄りの冷や水」と言われそうですが、ジョギングに出かけましょうか。
「年寄りの 冷や水だから 止めとけと 私のジョギング 名指しで批判」
「サウナ風呂 汗かきその後 水風呂に 年寄り冷や水 止めとけ注意」
「寝る前に 冷水コップ 一杯を 飲めばいいよと 勧めてくれる」
「健康を 気遣いながら 色々な 健康法を 教えてくれる」