〇愛媛県高等学校看護科生徒研究発表会記念講演
先月わが町出身の女性から講演依頼の電話がかかりました。聞けばその方は弟と中学校が同級だったようで、下灘中学校は小さな学校だったゆえ、またその女性のお兄さんにシーサイド公園の初代所長をしてもらって、一緒に働いたこともあるのでよく知っていました。聞けば現在は病院を退職した後帝京第五高等学校看護科の教員をしているようでした。断わる理由もなくスケジュールも年末ゆえ空いていたので快く引き受けました。その後校長先生と担当の先生を伴ってわが家へ、丁寧にもその女性は打ち合わせ方々あいさつに見えられました。
講演の相手は愛媛県内にある高等学校看護科の生徒及び教職員180人です。場所は帝京第五高等学校の直ぐ近くにある大洲市新谷公民館で、昨日はその講演の日でした。昨日は朝からみぞれや霰交じりの雨が降るあいにくの天気でしたが、21日はわが家の入り口付近に安置されているお地蔵さんの縁日なので、妻が朝早く起きて炊いたお接待用の小豆ご飯のパック詰めを、10個ばかり車に積み込み、沿線の親類へ順次配りながら行くため、9時過ぎに海岸周りで大洲市へ向かいました。講演は11時10分からなので会場の新谷公民館へは10時30分頃に到着しました。
2階の控室に案内されお茶をいただきながら、そのうち看護科を有する県内3私立高等学校の校長先生たちも見えられ、世間話に花を咲かせました。講演はい時間余りなので、「青春へのメッセージ」と題して楽しいお話をしたため、高校生たちは眠ることもなく話を聞いてくれました。私は金融広報アドバイザーしていて、高校生には時々お金の話をする機会がありますが、昨日はむしろ生活設計について軸足を置いてお話をさせてもらいました。私が青春時代に手に入れた仲間、主張、ふるさと、感動心、夢という五つの道具や、四つの願望、氷の実験など分かりやすく話をしたつもりですが、はてさて高校生の心に、私のメッセージは響いたでしょうか?。全員に伝わらなくても、たった一人でもいいと気楽な気持ちでいつも臨みますが、幸いなことに昨晩、私のPCに2人の生徒から感想のメールが飛び込んできました。いやはや嬉しい限りです。私は直ぐに昨晩メールを返信しました。昨日はとてもいい一日となりました。
「霰降る あいにく天気 悪くても ワクワクしつつ 講演向かう」
「良かったと 感想メール 届きたる ジーンとしつつ 返信送る」
「世の中は 随分違って いるけれど 思いは一緒 熱弁ふるう」
「看護科が ある高校は 3つとか 聞いてうなずく 少子化時代」