人間牧場

〇やってくれました悪ガキ孫3人

 昨日シーサイド公園での餅つき大会が終わり、自宅へ帰ってみると、外の裏庭に何やら大根のような物がうず高く積まれていました。妻に「これどうしたの?」と聞くと、「実は・・・・」と妻が話し始めました。実は6歳の孫2人と4歳の孫の3人が、頼みもしないのに家庭菜園に入り、片っ端から大根を引っ張り抜いて悪ふざけをしたようです。妻から「おじいちゃんが帰ったら叱られて小屋へつれて行かれる!!」と脅されていたので、私の顔を見るなり「おじいちゃんごめんなさい」と真顔で断わるものですから、怒るに怒れず結局のところ許してしまいました。

孫3人がふざけて引き抜いた畑の大根
孫3人がふざけて引き抜いた畑の大根

 畑は先日の雨でまだ多少ぬかるんでいたようです。ズボンもドロドロにしたようで、寒かったのか鼻水も出始めていたようでした。孫たちを着替えさせたついでに妻は大根を洗ったようでしたが、私は畑に入りもう10本ほど引き抜いて、少し冷たく感じる水で大根を洗い、倉庫からビニール紐を取り出して5~6本ずつ束ね、菜園のイノシシ除けのために張り巡らせている、金網柵に引っ掛けて干しました。こうすれば4~5日間で寒風によって漬物用の干し大根が出来上がるのです。既に漬物用の調合糠も買って来ているので、孫の悪ふざけのお陰で漬物作りの準備が整ったのです。

 それにしても子どもたちの悪ガキぶりにはつくづく驚かされるものだと、妻は感心しきりでした。裏庭の奥に大洲市田処の亀本幸三さんからいただいたシイタケの原木を置いていますが、今年の冬はよく雨が降るからでしょうか、例年になくシイタケが沢山出て、孫たちが時々キノコ狩りと称して、息子に連れられシイタケの収穫を楽しんでいますが、昨日はまだドンコにも満たない小さなシイタケまで3人が根こそぎ収穫したようです。怒るの怒れないものの、こんな小さなうちに収穫しては駄目だと、教育的指導も行ないました。この3人の孫のうち希心と尚樹は来年の4月には、ピカピカの一年生になる予定ですが、大根引きにせよシイタケ狩りにせよ、田舎だからできる悪ふざけです。丸大ハムのかつてのCMではありませんが、「腕白でもいい、大きく育って欲しい」と願う、つじつまの合わない一日でした。

  「菜園に 入り孫たち 3人が 片っ端から 大根引き抜く」

  「ドンコにも 満たないシイタケ 全て取る 孫の悪戯 極限達し」

  「田舎ゆえ こうした腕白 できるゆえ むしろこれから もっとやらせる」

  「来年は 二人の孫が ピカピカの 一年生なる 楽しみ楽しみ」

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