〇遅ればせながら11月の五行歌
このところ忙しいゆえブログに書くことが多過ぎて、松山五行歌会の主催者見山あつこさんからの11月のお便りを、すっかりそのままにしていました。年末になるとそろそろ年賀状を書かねばならないシーズンです。昨日車の中でカーラジオを聞いていると、私などまだ年賀状に手をつけていないというのに、早くも年賀状の受付が昨日始まったと報じていました。やばいと思いつつ机の上を少し片付けようと思いながら文書の山をひっくり返していて、見山さんからの風を切って読んだはずの封書を見つけました。
私の11月作品は次の歌でした。
十年前
還暦の同級会
今年は古希の集い
十年後は傘寿か
歳はとりたくない
後付けとして次のような講評が書かれていました。
☆五行目の一言に「そうですね。」という思いと、「歳をとる楽しみもあるんじゃないか。」という両方の感想が・・・・・・。歳はとりたくないと言いながら、作者の頭にはもう10年先のことが浮かんでいる。つまるところ前向きな方だとお察し致しました。何かを目標に気力を維持することも大事ですよね。傘寿の同窓会に元気で出られますようにと祈ります。
傘寿は八を十の冠に乗せると傘という字に見えることに因んでいます。その前にあと7年すれば喜寿です。喜ぶという古い文字が七と七があるので、そう読まれているのかも知れません。古希を過ぎると、喜寿(77歳)、傘寿(80歳)、白寿(99歳)、百寿(100歳)と続くようですが、せめてあと10年後の傘寿くらいまでは、元気で生きねばと思うこの頃です。五行歌に書いた言葉を反芻しながら人生の短さをしみじみ思う今日この頃です。
「あと何年 自分の余命 あるのだろ せめて傘寿は 迎えたいもの」
「五行歌に 何げないように 書いたけど これから10年 生きるは大変」
「上向きの 孫の姿に 発奮し 下向き人生 軌道修正」
「さあ次は とりあえずだが 喜寿目指す あっという間に 人生終る」