人間牧場

〇高知県日高村を訪ねる(その2)

 

屋形船の船着場
屋形船の船着場

 高知県日高村は、村といいながら高知県の県庁所在地高知市に程近い所に位置する、人口五千人ほどの村です。村の中央を今ではすっかり有名になった奇跡の清流といわれる、仁淀川が蛇行して流れています。昨日は昨年の9月10日に日高村の酒蔵ホールで開かれた、高知県主催の講演会に招かれて以来の訪問でしたが、今回は妻と一緒に出かけました。
 講演は仁淀川の緩やかな景色を楽しむ屋形船が発着する船着場のある、小高い丘の上の屋外での開催となりました。私も最近は珍しい集団や場所へ招かれて講演をする機会が増えていますが、お寺の本堂や酒蔵もその一つながら、今回のように庇はあるものの、船着場での講演もまた初めてのことであり珍しい出来事でした。

 屋外の講演は天気に左右されるばかりでなく、用意されたマイクの声が外に拡散してしまうため、参加者の耳には聞きづらい難点があります。ましてや昨日は私の熱気ある話が影響したのか、途中でマイクが壊れてしまうハプニングもありましたが、まあ何とか聞き取れないほどではありませんでした。
 私は昨日珍しいこの船着場講演会を記録に留めておこうと、デジカメを持参しましたが、船着場の写真を2枚撮っただけで内臓バッテリーの電源がなくなったことを知らせる、赤い警報が点滅し、残念ながら充電もできず記録に留めることはできませんでした。担当者に帰宅後届ていたお礼のメールに、返信発信したついでに、写真の提供を頼みましたが、撮影しているかどうか心配です。

奇跡の清流仁淀川の清らかな流れ
奇跡の清流仁淀川の清らかな流れ

 私への講演依頼は昨年7月18日、高知県仁淀川町ゆの森で開かれた仁淀川流域観光協議会主催の講演会で、私の話を聴いた日高村の担当者からのお声掛けによるもので、相変わらず口コミの大切さを実感しました。講演はほぼ満席でしたが、皆さん熱心に2時間弱の話を聞いてくれました。
 講演後の名刺交換も最近はすっかり様変わりして、女性が圧倒的に多く、ついつい嬉しくなりました。特にNPO法人日高わのわ会の森下さんはじめ何人かのメンバーに取り囲まれました。やはり女性が輝けば町や村が輝くのかも知れないと思いました。
 講演が終わったので、昼食のお誘いをお断りし、迎えに来た妻と合流し高知の日曜市を散策すべく向かいましたが、昨日は日曜日ということもあって、相変わらず伊野町付近での車の渋滞が酷く、市内に着いたころには午後1時を回っていました。折角だからとカツオを食べにレストランに入り、遅い昼ご飯を堪能し、川之江経由の高速道路を通って、夕方自宅へ帰りました。久万経由・高知経由・川之江経由の350キロもの道程を何の造作もなく日帰りで旅ができる高速交通時代の恩恵を受けました。

  「船着場 近くの庇 会場に 講演会とは 粋な計らい」

  「熱込めた 私の話 手に持った マイク根を上げ オーバーヒートす」

  「講演が 終われば名刺 交換す 女性沢山 俺ももてるな」

  「石鎚を ぐるりと廻る よう走る 350キロ あっという間に」

日高村講演会風景
日高村講演会風景
日高村講演会で講演する私
日高村講演会で講演する私

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(日高村の西尾さんからメールにて、2枚の写真を送ってもらいました)

 

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