〇菜の花ウォークを楽しみました(その2)
閏住の菜の花畑を出発した私たちは、石の久保から石田の店や大崎商店の裏側旧道を通って、魚吉近くまで歩き、一気に唐崎公民館横の夕観所まで休まず歩きました。孫たちにとっては多少きつくなる頃だったため、夕観所でリュックから取り出したチョコレートやお菓子を食べ、ポカリを飲んで喉を潤しました。この日は天気が良かったためライダーも多く、私たちが休んでいる間にもひっきりなしに単車が止まり、多くの人がのんびり休憩して楽しんでいました。近くでは近所に住んでいる中村の千春ちゃんが、街路樹に植えている松の剪定をしてました。ここら辺の人たちは街路樹の剪定をボランティアで行なってくれているのです。お陰で綺麗な松並木が保たれています。
夕観所には大きなナマズのモニュメントが置かれています。瓢箪とナマズをあしらったモニュメントはとてもユーモラスで、孫たちはこのモニュメントによじ登って記念撮影をしました。
街路樹として植えている杏や桜のつぼみもいつの間にか膨らんで、早いものは今にも咲きそうな感じがしました。やがて三島神社を過ぎると、孫たちは見え隠れする目的地のシーサイド公園が近づいたため、一斉に走り出しました。私も負けじとばかりに走りましたが、孫たちの馬力には付いてゆけず、孫奏心と息子とがどん尻となりました。
孫たちは早速シーサイドの海岸渚に降りて、貝を拾ったりして遊んでいましたが、歩いたご褒美にレストラン夕浜館で食事をすることにしました。孫3人はお子様ランチ、迎えに来てくれた妻と嫁を加えた私たち4人は半チャンセットを注文して、楽しいい昼食会となりました。
昼過ぎになると長浜を出発した500人余りのウォーキング集団が帰ってくるのを見越して、市長選に出るジャンバーを着た人たちが幟旗を持って右往左往していました。少ないチャンスをものにして、したたかにさりげなくアピールしたり顔を売ろうとしているようでした。
途中高知県大月町の道の駅の山本さんから携帯電話が入り、こちらへ来ているついでに出会いたいというのです。親しい知人なので午後2時に自宅で出会うことにして自宅に戻りました。孫たちは少し疲れたのか昼寝をしたり、勉強をしたりして思い思いに過ごしていたようですが、私も携帯の万歩計が久しぶりに1万5千歩を超えて、いい休息日となりました。おっつけやって来た山本さんと1時間ばかり、書斎で地域づくり談義に花を咲かせましたが、地域づくりや特産品づくりも少し時代の流れが変わってきたようだと、お互い肌で感じる思いを確認しあいました。
「三歳の 孫を含めて 六人で 歩いた七キロ 春を探して」
「一日で 一万五千歩 越え歩く いやはや爽快 春の一日」
「ご褒美に お子様ランチを プレゼント 爺婆財布 ゆるみっぱなし」
「久方に 隣の県の 友人が わが家を訪ね あれやこれやと」