人間牧場

〇年輪塾二宮尊徳公開セミナー(その10)

 昨日の昼ころ、4~5日前からぎっくり腰をを患っている妻を、伊予市本郷の松本整体へ連れて行こうと思い、妻を乗り降りが比較的楽と思われる、軽四トラックの助手席に乗せ出発しました。本当は仕事も家事もささせずゆっくり家で養生させたいのですが、勤めている近所の歯科医院は零細で、妻が休めば病院が回らないとあって、昨日は夜の部の診察までの午後の休み時間を利用しての受診となりました。
 自宅から僅か100メートルほど走り県道に出ると、一台の車が追いかけて来ました。バックミラーで後ろの車をよく見ると、助手席に座っていた女性が何やら手を振っているのです。知り人かも知れないと、こちらも運転しながら後に向かって手を振りましたが、どうやら何か用があって車を止めるよう手を振っているようにも思えたので、200メートルほど走った所で車を路側に停止しました。中から親友岡崎直司さんが出てきました。西予市宇和町の岡崎さんとは、数日前開いた年輪塾の公開セミナーで出会ったばかりなので、何事だろうと思いきや、岡崎さんは白いコピー用紙を3枚私に手渡し、私が急いでいることもあって立ち話程度でご夫妻と別れました。

 整体医院に妻を連れて行き、診察や治療をしている約40分の間、私は駐車場に止めた軽四トラックの運転席で、岡崎さんからもらったコピー用紙をじっくり読ませてもらいましたが、11.11.19年輪塾・中桐万里子氏講演会「実話 子孫が語る尊徳の教え」というタイトルで、先日の公開セミナーの講演の内容がパソコン文字で詳しく記されていました。3枚にわたるメモは、まるでテープ起こしをしたような微細なもので、私が当日資料の裏表紙に真っ黒になるほどメモした以上に正確でした。岡崎さんは路上観察の達人で、また近代化遺産についても詳しく、性格が几帳面な方なのでメモもしっかりして、とても参考になるものでした。別れ際「いい講演を聞かせてもらってありがとうございました」とお礼を言ってくれましたが、岡崎さんも只者ではないと思いました。

 診察と治療の終った妻を乗せ2時過ぎ自宅へ帰って来ましたが、私はこのペーパーを電子保存するためパソコンのスキャナーを使ってピクチャーに入力しました。こうしておけば必要な時取り出せるのです。紙類の資料は私の場合、どこへ置いたか忘れてしまい探すのに一苦労ですが、便利な世の中になったものです。

岡崎直司メモP1
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
岡崎直司メモP2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
岡崎直司メモP3
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  公開セミナーの当日は、開会式のあいさつや鼎談のファシリテーターなどの取りまとめや運営全般の責任もあって、カメラで写真を写すのも移動するのもままならなかっただけに、とてもラッキーなメモなので、これからじっくりと読んで、今後の活動に生かして行きたいと思っています。岡崎さんありがとうございました。
 
  「詳細な メモをパソコン 文字にして 届けてくれた 友人嬉し」
  
  「世の中にゃ 耳正確な 人がいる まるでテープを 起こしたように」
 
  「当日は 他に仕事が 多過ぎて 私のメモ等 意味も分からず」
 
  「折角の ご好意ムダに せぬように スキャナー使い 保存しました」
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