○お口の門限を破った妻
妻は「孫が来ると食事をしたような気がしない」とよくいいます。それもそのはず、昨日のように娘家族3人、息子家族3人、次男と一気に7人も人数が増えると、気の遠くなりそうな量を作らねば間に合わないのです。妻は早速昨日の午前中買い出しに行くというので運転手兼荷物持ちとして付き合わされました。昨日は食材は伊予市のフジ、お肉はAコープでした。本当は日常買い物をしている近所のお店で買いたいのですが、心を痛めながら品物がそろわないので出かけました。
出かけ際「おばあちゃんと一緒に買い物に行く」と孫朋樹が乗り込んできました。もう1週間すれば小学校に入学する孫はこの歳になると知恵が働いて、財布を持っている少し甘めのおばあちゃんにつくのが目的達成には一番早道と知っていて、妻もそれを百も承知していながらついつい財布のひもが緩むのです。
お留守番するはずの孫尚樹も子守りのつもりで同行、フジでは店内のカートに乗せるようせがむ尚樹を乗せて私の担当です。フジの店内は春まっ盛りで、弁当売場には市内近場の谷上山桜2分咲き、シーサイド公園桜2分咲きなどと桜前線の情報がしっかりと書き込まれ、弁当を売る商魂のたくましさに驚きました。
孫たちはお目当てのキャラクター商品を買ってもらいご満悦でしたが、妻のカートに乗せられた品物の多さに驚きました。「何でそんなに買うのか」ととがめると、「お父さんは分からない」と相手にもせず、「はい次のAコープで肉の買い物をするので、レッツゴー」です。二人の孫を店内に連れて入るとまた何かを買わされそうなので車の中で待機しながら待ちました。ここでも肉を中心にかなりの買い物をしたようです。
やがて買い物も終わり家へ帰りましたが凄い量でした。妻はそれをてきぱきと仕分けして昼食の準備に取り掛かりました。昼は水炊き、夜は焼き肉のメニューは若者向きで、私たち夫婦は魚中心の別メニューを食べましたが、孫3人と娘や息子、嫁を中心に食事が回転するため、私たち夫婦は結局後回しになって、それも孫の世話をしながらの食事ですから、食べたのか食べなかったのか分からないような一日でした。
前日吊るし雛と花見をしに出かけた写真をプリントアウトしようと試みましたが、あいにく最後の一枚になってインク不足のランプ警告が点灯して全てはできませんでしたが、それらの写真を見ながら妻と私は、お泊まりで一人だけ残った孫朋樹を風呂に入れて寝かせ、お茶を飲みながら色々な話をしました。
見ると妻はいつの間にかちゃっかり花見団子を食べているのです。就寝前3時間、願わくば5時間は食べないのが原則と心に決めているのに、妻は5時間前の門限を知らず知らずのうちに破っているのです。昨日のように若い人の食事は糖分と脂肪分が多いので、余程気持ちを引き締めないと糖分と脂肪分が胃に蓄積するのです。それでも妻は「今日だけ」と断りを自分に納得させて食べたようです。久しぶりの日曜休日を子どもや孫のために使った妻の忙しさを考えればそれもやむを得ないと、注意はしましたが納得しました。
「寝る前3時間か5時間がお口の門限、午後8時か9時がお口の門限」は理にかなっているので、今後も守らないと写真に写ることが怖くなると妻に警告し長い一日を終りました。
「糖分と 脂肪分には 門限を 守らなければ 写真が怖い」
「日曜日 来る度わが家 大家族 賑やかいいが 余分はカロリー」
「食べたのか 食べなかったか 分からない 習慣乱す 台風襲来」
「痩せたよう 妻は願望 だが写真 ウソはつけぬな 体正直」
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お口の門限を無視した私は、先日のゴリラハウスの鏡で・・・いかんいかん と・・・・
ケーキも食べる気になりませんでした(笑)