○出したはずの手紙が届いていない
今日の夕方徳島から帰って一服していると、東京から電話がかかってきました。「若松さんですか。実はもう前にお手紙を差し上げ、返信をお願いしていますが、その返信文書が届いていません。差し出していただいたでしょうか」というのです。私はその文章のことを覚えていて確かに出したと答えました。しかし相手の所へはどうも届いていないようでした。いったんj電話を切りましたが、確認のため再度電話がかかり届いていないというのです。しかもその文書は今週中に処理しないと履行できないそうなので、双方が大慌てをしました。
インターネットのメールでその書類を送ってもらい、署名押印して今夕郵便局まで慌てて走り、無事投函して事なきを得ました。
さて私が差し出した郵便物は一体どこへ行ったのでしょう。書き止めでもないのし、いつ頃出したかまでは記憶にないため、郵便局へ問い合わせても多分調べようがないのです。相手は私が出していないと今も思っているでしょうし、私は出したというし、結局後味の悪い結果となってしまいました。
去年警察官をしている息子に郵便物ととしてみかんを送り、着いた時にはほとんど腐っていたトラブルがあってこれまた後味の悪いことがあっただけに、少し郵便物恐怖症になりそうな気持ですが、相手にも郵便局にも迷惑がかかることなので、これからはしっかりとしなければと割り切れない気持ちを割り切って思いを新たにしました。
私は毎日3枚のハガキを書いて色々なポストに投函します。先日ある小学校の先生に出したはずのハガキが車の中の座席の下で見つかりました。車の掃除をしていて見つけたのです。このはがきは昨年の秋のころに書いたもので、自分では届いているものとばかり思っていました。多分郵便物と一緒に出すため車に積んで、何かの拍子で座席の下に落ちたものと思われれますが、車の座席の下で約半年間も下積み生活をしていたのです。
私はこのハガキを封筒に入れ、手紙を添えてその校長先生に送りました。先生から後日丁寧な感動したというお便りをいただきましたが、こんなこともあるのです。
今日も3枚ハガキを書きましたが、3枚を確認して徳島県の郵便ポストに投函しました。あのハガキはどんな旅をして相手に届くのだろうと、想像したりしながら徳島県から帰ってきました。
「出したのに 届いていないと 押し問答 気まずい空気 電話の向こう」
「出したはず ハガキ車の 座席下 俺ももうろく これじゃあ届かず」
「何時出した 言われるけれど 記憶なく 調べることも 出来ぬ返信」