人間牧場

〇6月の五行歌

 松山五行歌の見山あつこさんから6月歌会の報告書が届きました。先月の出席歌一席は永井純子さんの次の歌でした。
  そこに
  辿り着くまでの
  道を
  歩くか
  走るか

 欠席歌の一席は松本るみこさんの次の歌でした。
  お豆さん
  お芋さん
  お粥さん
  何だかほっとする
  何だか優しくなる

 欠席歌に投稿した私の歌です。
  「あっほたる」
  「きれいねえ」
  暗闇で
  男女の声
  恋人どうしだろうか

 私の歌に☆印の講評文が添えられていました。
  ☆闇夜では情報が限られているため、好奇心や想像力が掻き立てられます。声だけで恋人同士を思い描  
いた作者はきっとロマンチストなのでしょう。ほたるの命が短いように、蛍狩りの期間もあっという間に終ってしまいます。最近は、ほたるをみるのはニュース場面のみという声も出ておりましたが、ちょっと寂しいですね。

  「五行歌 今月駄作 手紙添え 丁寧講評 読みつ反省」

  「あんな歌 できたらいいと 人の歌 勉強つもり 読み返しつつ」

  「締め切りが 気になりながら 文を読む 次はどんな歌 またまた悩む」

  「今日辺り 五行歌作って 送ろうと 思いながらも 妙案浮かばず」

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