人間牧場

投稿者: | 2021年2月28日

〇小さな親切

 もうかれこれ25年前、私が双海町役場でまちづくりを担当していた頃、町の発展のため海を埋め立ててふたみシーサイド公園を造りました。「こんなもの造って赤字になったらどうするのか?」と議会である議員に質問され、町長に代わって答弁に立った課長以外課員のいない、たった一人だけの日本で一番小さな課の地域振興課長だった私は、「赤い字になったら黒いボールペンで書きます」と答え、議員の逆鱗に触れました。

汚れが目立つ灘町海岸

 そのことをきっかけに孤軍奮闘し、役場を退職するまでの12年間、県外に出張で出かけている日以外は一日も休むことなく早起きし、朝5時から役場に登庁する前の約3時間、毎朝海岸や公園内の掃除をしました。冬の海は荒れて海岸に漂着するモバやゴミは半端な量ではなく、雪のちらつく朝なお暗い砂浜での清掃でも大汗をかくほどでした。その疲労がたたって胆のうにポリープができ摘出手術で13キロも激やせしたりもしましたが、12年間は赤字になることもなく黒字5パーセントの配当を続け、ピーク時には55万人の集客を誇る県下屈指の観光スポットとなりました。

 25年間年を重ね塩害による老朽化した施設を再生しようと、現在リニュアール工事が行われていますが、砂浜の清掃回復は遅々として進まず、特に灘町海岸砂浜は管理の所在があいまいで、先日来の風波で漂着ゴミが散乱していて美観を損ねています。25年前のオープン時に創業した漁協女性部のじゃこ天のお店は、リニュアール工事を機に灘町集会所横に仮店舗を構えて営業を続けていますが、その前の広場に穴ポコガが出来ているのが訪れる度に気になっていて、先日軽四トラックに一輪車を積み込んで出かけ、海岸の砂を運んで穴ポコを埋めました。

 また進入路入り口付近の早曲がり解消のため、オイル缶に穴を開け砂を入れて置いてみましたが、結果はどうなることやら少し心配です。近々草刈り機を持ち込んで草刈りをしたり、掃除をしようと思っています。これも私にできるボランティアとしての小さな親切運動です。小さな親切大きなお世話でしょうが・・・。

「灘町の 海岸砂浜 先日の 風波がゴミや 流木持参」

「灘町の 広場穴ポコ 砂入れる 一輪車にて 少し汗かく」

「砂浜の 掃除は誰が するのだろう? 気がつく私 心が動く」

「砂浜は みんなの物だ 綺麗すりゃ 汚さなくなる 掃除の鉄則」

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