人間牧場

〇この冬一番の寒さ

 この2~3日、全国に散らばっているfacebookの仲間から、雪の便りが相次いでいます。北海道や日本海側の地域なら雪の話題にも納得しますが、雪とは余り縁のない西の国と思われる四国でも、「雪が積もった」「雪道でスリップした」「氷が張った」「水道管が凍って破裂した」などなど、その驚きと狼狽ぶりが報告され、あらためて寒さに弱い西国の暮らしぶりを垣間見ました。

玉ネギ畑に積もった雪
孫たちの作った雪団子
孫蘇秦は雪泥団子でした
分厚い氷の張った用水槽
投石して造った氷のアート

 わが家でも水道管こそ破損しませんでしたが、後期高齢期を迎え寒さに弱くなったことを実感するようになりました。コロナの影響で不用不急の外出を控えるようにとの、お上からのお達しもあって、寒さに震えながら連休を自宅に籠って過ごしています。しかしそんな中でも孫たちは「子どもは風の子」とばかりに戸外へ出て、吹き溜まりに溜まった雪をかき集めて雪団子を作ったり、バケツに張った氷を冷めたさで真っ赤になった手で持って、キャーキャー言いながら遊んでいました。

 昨日家の直ぐ近くの用水水槽にかなり分厚い氷が張っているのを見つけ、孫2人と私の3人で見に行きました。氷の張った水面に、朝の雪が積もって、綺麗なアートのようでした。安全柵をしているので中へ入れないので、孫たちは小石を拾って氷面に投げつけていましたが、厚い氷はびくともせず小石を滑らせていました。少し大きめの石を投げると氷の表面にまるで目が入ったようになりました。

 用水水槽内に石を投げるのはいけいないことなので止めましたが、今朝ウォーキングの途中その様子を見ましたが、幾分寒さは緩んだとはいえ相変わらず氷は張ったままでした。北国では千台もの車が立ち往生して自衛隊が災害出動する騒ぎになったり、雪に埋もれて亡くなったりする犠牲者も後を絶たないようです。もう少しの辛抱です。何年ぶりかの厳しい寒波も、そのうち和らぐことでしょう。大相撲春場所も昨日から始まりました。残念ながら新型コロナの影響で成人式も県内では全て中止となって、ある意味寂しい成人の日となりました。

「2~3日 超一級の 寒波にて 身・心震え こたつで丸く」

「寒いのに 孫は風の子 雪・氷 集めてはしゃぐ 暦小寒」

「用水槽 石を投げたが 分厚くて 表面滑り 割れることなく」

「太い石 投げて氷に 目を入れる アートの世界 声援あげて」

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