人間牧場

投稿者: | 2012年5月12日

○奉仕に徹した男の真骨頂

人間牧場・水平線の家から見える美しい眺望 昨日の夕方、50ccの単車に乗って海岸をドライブしました。昨日は春なのにかなり強い北東の風が吹いて、前日より3~4度低めの気温で少々寒く感じるほどでしたが、薄手のジャンバーの中に風が入って膨らみ格好良く走りました。ドライブの目的は近々景観について話をする機会があるので、私が手掛けたまちづくりの成果物などをスライドにしようと思ったからでした。しかし昨日は天気が良過ぎて露出光線が強く、写真には明暗がはっきりし過ぎて不向きなようでした。 それでも唐崎付近を中心にデジカメで何枚か駄目元で撮りました。その後好天とさわやかさに誘われて人間牧場まで、ミツバチのご機嫌観察に出かけました。人間牧場界隈は咲き始めたみかんの花の香りが漂い、香りの景観とでも名付けたいいい雰囲気でした。水平線の家の広くて長い窓を全開して中から見えるオーシャンブーの眺望を、背もたれ椅子に座って一人楽しみました。満開のみかんの花

 楽しみにしていた人間牧場のミツバチの巣箱もどうやら4箱目の入居が確認できたようで、あと二つにはまだその兆候が見られませんでした。
 引き換えして帰る途中下灘駅へぶらり立ち寄りました。何人かの見学者がいましたが、プラットホームの直ぐ横の空き地で一人黙々と長いホースを引いて水をやっている人がいました。よく見ると私の従兄弟の西下芳雄さんでした。西下さんは元商工会長、現共栄木材の会長さんです。従兄弟ながら私と気が合い、私が若い頃から私のやることなすことに同調して支援をしてくれてきました。下灘駅で夕焼けコンサートを開いた頃からですから、もう30年近くの支援者なのです。その後下灘駅の美化や活性化に積極的に取り組み、陰ながら下支えをしてきました。ウフフという落書き帳も待合室の掲示板も、生け花も全て西下さんの発案で今に続いているのです。

一人水をやる西下芳雄さん

 西下さんは下灘駅を何とか活性化しようと考えていますが、道は中々遠いようです。それでもこの日は一人で草刈機を動かして草を刈り、一人でこうして水を黙々とやっていました。80歳を越えてもなお矍鑠として奉仕に徹している姿に感動しました。西下さんに比べると私などの奉仕の心はまだまだ未熟で、頑張らなければと強く強く思い、いい光景を見せてもらった感じがしました。私にとって西下さんの生き方は親父とともに見本であり、かく老いたいと思っています。

綺麗に咲いたなでしこの花

綺麗に飾られた待合室

 先日出会った時、ミツバチの巣箱を作るので端材が欲しいと頼んでいました。明日日曜日の午前中に伺うことの相談がまとまりました。無人島に挑む少年のつどいを始めた頃、その看板になる板を毎年用意して提供してくれたりした看板は、親父の手によって煙会所の天井に大切に保管しています。この看板を見る度に西下芳雄さんを思い出すのです。

「空は青 初夏の風吹く 海岸線 単車に乗りて さっそう走る」

「下灘の 駅で見つけた ボランティア 一人黙々 水遣り作業」

「近く見る 遠くに見ても 絵になると 感心しつつ 海眺めたり」

「山里に みかんの花が 咲き始め どこか懐かし 香り景観」