shin-1さんの日記

投稿者: | 2009年3月23日

○久しぶりに煙会所へお客様

 この30年、私のホームグランドとなっていた私設公民館煙会所は、人間牧場の開設とともに軸足がそちらの方に移ったため、ごく親しい人の寄り合にしか使わなくなっていました。使わなくなったというよりリクエストがあってもお断りをしているというのが正しい表現かもしれないのです。そんな訳で多少埃をかぶっているような感じがしていました。昨年の秋地元奥東のおばちゃんたちが人間牧場へやってきた折、「次回は煙会所で夕日徒然草・水の書に書かれた落語を聞きたい」という約束があったので、今日は朝から煙会所の掃除を一人でやりました。囲炉裏の部屋の畳を雑巾がけしたり、トイレの掃除をしたりしながら「施設というのは人間が使わなければ駄目だなあ」と思いつつ掃除をしたのです。昨日2時間、今日2時間の掃除ですっかりきれいになりました。本当は障子の張り替えをしたかったのですが間に合わず、一個所小さな破れが気になるものの座布団を出したり、囲炉裏に炭火を入れ、すっかりお客さんをもてなす準備が終わったのです。

若松進一ブログ

 昨晩妻と最初の日程が奥東の都合で変更になったため、23日だったか24日だったか記憶が分かれました。私は24日が23日、妻は23日が24日と記憶しているのです。こんな場合案外私の聞き間違いが多いのですが、今回は私のメモに軍配が上がったようでした。妻は昨日孫を送って行って帰りが遅かったため少し疲れ気味の様子でしたが、午後8時過ぎになって台所で何やらゴソゴソしているのです。聞くと来る予定の8人のおばちゃんのために、天草を使ったフルーツゼリーを作っているのです。私は疲れているからいいと言いましたが、妻は「そんなこと言ったって」と手早く作るのです。最後の布巾袋で天草を漉す作業は一人でできないので手助けをしました。オレンジジュースや砂糖を入れ、そしてパイナップルやアップルの缶詰に加え、はるみというみかんを3個むいで薄皮を丁寧に取り、広い4つのタッパーに流し込みました。

 妻は手慣れていて簡単そうに見えますがこれは中々のもので、夜寝る頃に冷めたゼリーを冷蔵庫の中へ入れて一晩寝かせると、美味しいフルーツゼリーが出来上がるのです。

若松進一ブログ

 おばちゃんたちは約束の10時に2台の車に分乗してやって来ました。おばちゃんは全員子供のころから顔見知りの人なので、別に気兼ねなく海の資料館海舟館や私設公民館煙会所などを見学してもらいました。同じ町内に住みながら私の家に来たのは初めての方ばかりでした。そのうち煙会所に上がってお茶を飲みながら囲炉裏を囲み雑談に耽りました。

 この日のおばちゃんたちの目的は夕日徒然草・水の書の落伍を聞きたいのです。人数分高座本を用意してお話を始めました。今日は福祉施設に入った身近な人たちの話が出たものですから、早速高齢化問題を取り上げ、手身近に4~5話話をさせてもらいました。どなた様も加齢が次第に進み、他人事でない話は大いに盛り上が、あっという間に2時間が過ぎてしまいました。「春が来たことを手放しでよろこべない年代になった」と少しさみしげに話すおばちゃんたちは、また会う約束をしてわが家を後にしました。

  「また来たよ また来たかいと 挨拶し 囲炉裏囲んで 楽し談笑」

  「春が来た またひとつ歳 重ねると 笑いながらも どこか寂しく」

  「座椅子持ち わが家訪ねる 高齢者 座ることすら 苦痛ゆがめて」

  「久し振り 笑顔楽しき 時過ごす 笑うことなど 忘れていたな」