shin-1さんの日記

○高知のマジシャンがやって来ました。

 昨日突然高知の木下さんから、「今内子町に来ているのだが会いたいので午後空いているか」と携帯電話が入りました。昨日は春休みになった孫を迎えに行く予定で、会議も夕方からだったので、快くOKの返事をしました。相前後して長男からも電話で、久しぶりの休日なのでやって来るというのです。これは午後から賑やかになるぞと思いながら楽しみに松山に住む孫を連れて帰えりました。

 木下さんは約束通り昼過ぎわが家に到着、息子の家族も交えて木下さんはまるで大道芸のような形で玄関先を会場にマジックを紹介してくれました。息子もマジックに関心があって、会社の忘年会などでは出し物としてやっているようなのですが、木下さんのテクニックには脱帽といった感じでした。

若松進一ブログ(朋樹は不思議なマジックにあっけにとられていました)

 孫の朋樹は同じ年の木下さんの息子さんが演じるマジックに興味があって、他のマジックより金輪つなぎマジックを不思議そうに「何で、何で」と分からない種をしっかりと聞いていました。来訪の記念にと金輪をいただいたものですから有頂天になって、「えー、種も仕掛けもありません。チチンプイプイノプイ」なんて呪文を唱え、何とか様になるほど何度も練習を重ねていました。

若松進一ブログ(5月に出産予定の長男の嫁あゆみを相手にお金の移動のマジックをしていました)

 やがて木下さんは親父の隠居の前の縁側で私へのマジック伝授を始めました。私は落伍に多くはできなくても簡単なマジックを3つだけ教えてほしいと頼んで置いたのです。その小道具は既に年末までに私の家に届いていて、2月の年輪塾に木下さんが来た時に伝授の予定でしたが、残念ながら時間がなく伸び伸びになっていました。素人ながら私は木下さんを師匠にたった一度だけの伝授をしていただいたのです。

 マジックは必ず種明かしがあるのですが、その種が分からぬように自然体でやらなければなりません。手の中から出ては消える赤いハンカチと本の中から飛び出す蝶、それに口の中から出てくるマジックを教えていただきましたが、見るとやるとでは大変な違いです。

 木下さんは息子さんと奥さんの家族3人でやって来ました。奥さんの来訪は初めてなので人間牧場へ案内すべく木下さんの車で出かけました。昨日の人間牧場は暑からず寒からずすっかり春の陽気で、少し黄砂が降って視界が悪いようでしたが、それでも奥さんは感心して周囲の景色や私の想いを聞いたり見たりしていました。奥さんは少しの間病の床にふしていましたが今は回復して元気になっていて安心しました。息子さんと朋樹は誕生日も11月22日と23日の一日違いだけで、気が合うのか盛んにじゃれながら遊んでいました。空のロケーション風呂に二人で入ったツーショットは中々いい感じでした。

若松進一ブログ(風呂の中でいい湯だな~でした)

若松進一ブログ

 穏やかな日差しや春の風を楽しみながら帰り際妹の経営するくじらという主背に立ち寄ったり、菜の花畑を見たりして木下さんの家族は今夜のお宿である松山へ向かわれました。そういえばこの3日間は土曜日を挟んで3連休なのです。私のようにサンデー毎日になった者にとっては無縁なのでそのことをすっかり忘れていました。

 木下さんと入れ替わりに仕事から帰って来た妻を相手に朋樹は「おばあちゃん。種も仕掛けもありません」と習いたての金輪を使ったマジックを早速披露していました。誇張して驚ろいたふりをする様子を見て朋樹はご満悦の様子で、ちょっとした春休みの楽しい思い出となりました。


  「高知から 突然マジシャン やって来る 目を白黒 孫は驚き」

  「誕生が 一日違う 運命を 確かめ合って じゃれつつ遊ぶ」

  「さあ俺も 今日からマジシャン 修行する カバン忍ばせ 全国行脚」

  「三流の マジシャンなって 巡業す 行く先々で 拍手の渦か?(笑い)」

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