shin-1さんの日記

投稿者: | 2009年3月18日

○忘れていたホワイトデー

 「お父さん、14日はホワイトデーだったのよ、覚えてた?」と、昨晩唐突に妻がいうのです。リタイヤをして4年も経つとさすがにバレンタインデーにチョコレートを貰う数も減って、ホワイトデーなどすっかり忘れていました。職場にいた頃は机の引出しにそっと入れられているチョコレートを発見しときめいたものでしたが、いまはそれもなく時折得用大袋のチョコレートを無造作に開けて「間もなくバレンタインです。義理チョコなのですが何個でもお取り下さい」と、まるで笑い話のようなチョコレートしか貰わないようになってからは、ホワイトデーなど無縁とばかりに無視しているのです。

 妻はそんな落ち目のご主人である私を気遣って毎年、「これはバレンタインデーの贈り物」と前置きし贈り物をしてくれるのです。これも義理チョコならぬ義理贈り物と受け止めて貰っていました。ゆえに妻は2月14日の裏側にある3月14日に義理キャンデーを求めるのです。

 「昨晩は3月17日でもう3日も過ぎているから今年のホワイトデーはなしだ」と妻に言うと妻は納得しないので、仕方なく先日の周防大島研修会の清算金を事務局から8千円いただいていて、ポケットにそのまま入っていたのでさも用意していたような顔をして渡してやりました。

 「お父さんありがとう」と、滑り込みセーフの現金プレゼントに妻は大喜びで、「幼児教育人権同和研修会」「少年少女おもしろ教室実行委員会」と続いた昼夜2集会を終えた少し遅めの夕食は、妻の上機嫌で一品増えて何時になく賑やかでした。

 この年齢になると「女房やくほど亭主持てもせず」を夫婦ともども認識して、お互いがお互いをいたわりる心が芽生えてきます。私はこれまで妻の記念日にはたとえ少額でもプレゼントをしてきました。妻の誕生日、結婚記念日などですが、これからも懐の許す限り続けてゆこうと思っています。

 私は明朗会計で、妻は私の財布を常時点検して一定量の金額を継ぎ足してくれています。外で働くことが多い私はかなりのお金を使います。しかしその財布からプレゼントすることはできないので、当然私のポケットマネーからの出費なのです。二重財布とも思えるポケットマネーがどうして捻出できるのか、これは妻の私を疑う最大の原因のようですが、それでも私には妻にも言えない出費だってあるのだから当然だと思うのです。

 私は決まった小遣いは大蔵大臣たる妻から頂きません。それででもたまに原稿料などが入ったものをストックしているし、自費出版した本の売り上げは別会計にして次の出版に備えてストックしているのです。

 まあ今年のホワイトデーもどうにか機転ですり抜け、妻の納得を引き出しました。次の記念日は5月5日の結婚記念日です。子どもの日が結婚記念日ゆえに妻はこの日を忘れるはずもなく、また私はせっせと小遣いを貯めて妻のためにプレゼントをしなければならないのです。考えてみればこんな他愛のない夫婦のやり取りで、夫婦の絆はかろうじて保たれているのですから面白いものです。

 センターの松本さんがオレンジデーなどと訳の分からない記念日を、新しい地域おこしにしようと秘策を練っています。いい企画なので1枚乗っています。ここだけの話ですかこれ以上記念日が増えると私は自己破産宣告をしなければならなくなりますので、妻には内緒でやってくれることを祈っています。(笑い)

  「記念日の 度に財布が 空になる それでも絆 深くなるから」

  「これ以上 記念日なんて 欲しくない 妻の要求 今年も定番」

  「用意した 風に見せかけ ホワイトデー すり抜け渡し 事なき得たり」

  「義理チョコも 義理キャンデーも 元たどりゃ 何の事なし 飴菓子会社」

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