shin-1さんの日記

投稿者: | 2008年10月15日

○大型の赤トンボ

 「はてさて今頃赤トンボ先生はどうしているやら」と、今晩ブログを書きながら気になって携帯電話を入れました。携帯電話とは左様に便利なもので、人間について動くため早速通じました。私が赤トンボ先生と呼んでいる元中学校校長の久保田さんはこの春学校を退職後、退職前の希望通り私と同じ自由人となって釣り三昧な日々を送っているようです。今日も釣りに出掛けたらしく釣果は親指くらいなサヨリを90匹も釣ったそうです。海の近くに住んでいるのに釣りなどしない私はいの向くままの先生の生き方に強く惹かれるのです。

 先生が竹で作る赤トンボづくりの名人であることはブログで紹介しましたが、私が教育長をしていた頃教育長室に飾っていた大きな大きな赤トンボが、退職時のドサクサで箱の中に入れられたままになっていましたが、数日前その箱を整理していて竹トンボが思わぬ恰好で出てきました。立派な羽根が2匹とも全て胴体から離れているのです。本物のトンボだったら死んで標本にもならぬのですが、せっかく思いを込めて作ってくれたトンボなので何とかならないか考えました。

 親父の倉庫から木工ボンドを持ち出し、羽根の根元に注入し固定をして乾燥させました。先日はその様子を目敏く見つけた孫二人が、私の目を盗んで遊び道具に使っているのです。「まだ本当に乾ききっていないのだから触るな」と叱ると、二人が「おじいちゃんに怒られた」と、おばあちゃんである妻の所へ言いつけに行きました。孫可愛さでしょうか妻は、そんな所へ置いておくからよ」と私を叱りました。まあそんなこんなの可愛いいざこざもありましたが、何とかボンドも乾いてバランスも良く修理が出来上がりました。今晩その赤トンボを見ながら無性に赤トンボ先生のことが思い出されたという訳です。

 何はともあれ先生の元気な声を電話で聞き安心しました。現職の頃頻繁にお付き合いしていた友人たちも、退職をすると気にもかけず声もかけずはよくある話です。勿論現職ですから忙しいのは分かりますが、ちょっとした声かけや気にかけは嬉しいものなのです。

 退職した私の友人が今病気にかかって入院しています。私が知り得た入院状態を現職の私の友人に話しました。早速見舞いにでも行って勢をつけて欲しいとお願いしました。あれからもう1ヶ月も経っていますが、昨日出会ったので、「見舞いに行ったか」聞けば、「忘れていた」とそっけない返事が返ってきてがっくりしました。「忙しくて行けなかった」ならしも「忘れていた」のです。仮にも退職したにせよ同じ職場で先輩後輩の間柄だったのですから「それはないだろう」と思いました。

 また今日銀行へ立ち寄ったら先輩とばったり出会いました。「○○さんが病気で入院しています」というと、「わしの時に来てもらっていないので」とこれまたそっけない返事です。病院の病室ベットで苦しみながら病気と闘う友人のことを思うと、この世の中の切なさを思わずにはいられないのです。もっとも入院している友人の日ごろの付き合いの浅さが大きく影響していることも否めないのです。

 少なくとも私はいい友人に恵まれて幸せだとは妻の弁です。これから人を大事に生きてゆきたいと思っています。

  「お元気?と 電話をかける 電話口 友は喜び あらわに語る」

  「忘れてた いきなりこんな 言葉聞き 怒りとび越え こりゃあ駄目だ」

  「お見舞いに 来てくれないの 行かないの 堂々めぐり どっちもどっち」

  「竹トンボ 木工ボンドで 修理して 俺もまんざら 不器用じゃなし」


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