shin-1さんの日記

投稿者: | 2008年10月12日

○町並みゼミに参加しました

 昨日から3日間西予市で町並みゼミ卯之町大会があり、宇和町の米博物館講堂へ出かけました。この会場は「地域遺産としての学校建築の保存と活用」がテーマで、「各地における学校建築の保存事例に学ぶ」がサブテーマでした。この会場の担当者がわがえひめ地域づくり研究会議の岡崎直司事務局長と菊池勝徳運営委員なので、支援も含めて参加しました。

 この会場へは、町並みゼミのプレシンポと位置づけられたミニフォーラムが8月23日に同じ場所で行われ、私もパネラーとして参加していたので、迷うことなく一発で到着です。途中えひめ地域政策研究センターの清水さんと保内町のショッピングセンターで待ち合わせ、私の車に同乗して、積もる話をしながらの参加でした。

 私は前回と同じく米博物館の近くの団地に住む三好勇気さんの家へお邪魔しました。シーサイド公園海水浴場で不慮の死を遂げた息子さんの墓前に線香を手向けるためです。玄関は開いているもののあいにく留守でお参りはできなかったので、用意したお供えを玄関先に置き、名詞とメモを残して立ち去りましたが、帰宅した夜になって三好さんからお礼の電話がかかってきました。三好さんは現在闘病生活をしていて、どことなく弱々しい声でした。

 

 前回は夏まっ盛りでセミの声が賑やかに聞こえていましたが、今回は会場の前の大きな銀杏の葉も少し色づきはじめていて、下には無数の銀杏の実が落ちて悪臭を放っていました。

 受付には保内町の安藤さんの姿も見え、ホッとするようなスマイルで迎えてくれました。手渡された新聞紙を使った手作りのエコバックもどこか温かさが伝わって意気込みを感じました。研修会に先立って宇和町小学校講堂を移築した施設の見学会が行われ、長い階段を上がって天井裏を見せてもらいました。これも前回と同じですが、柱のない講堂の構造をみて改めて人間の知恵の凄さに驚きました。

 今回のゼミには物議をかもした滋賀県豊郷小学校、和歌山県高野口小学校、八幡浜市日土小学校と私の町の翠小学校の事例が発表されるので楽しみにしていました。翠小学校は他の3校に比べ比較的保存が上手く軌道に乗った事例です。発表に立った和田由美子校長さんは独自の論法で翠小学校の実態を発表されましたが、居合わせた私や上田教育長さんにも発言の機会が回ってきて、内心驚きました。

 この会場にはすっかり顔見知りとなっている県内のまちづくり人をはじめ、かがり火の菅原社長や三重県から杉谷さんも来ていて、楽しい再会のおしゃべりをしました。

 分科会は4人のパネラーの発表が少し長引き、議論を深めるところまでは至りませんでしたが、聞きたかった発表が聞けただけでも値打がありました。

 学校を含め歴史的価値があるものを遺すには行政、住民、専門家のそれぞれの思いと言い分があって、翠小学校のように色々あっても進行形で進む事例は少ないようです。翠小学校もいよいよエコ改修が始まります。さらにグレードを高めて次の100年を目指したいものです。

  「学校を 遺し伝える エネルギー 発表聞いて 感心しきり」

  「発表の 後の討議で 指名され ドキドキしつつ 持論を話す」