人間牧場

〇アメリカフヨウ
 一昨年、近所の人から「挿し木をしてみませんか」と、剪定した枝を何本か貰いました。発泡スチロールのトロ箱に鹿沼土を敷いて挿し木をしました。余程条件が良かったのか、挿し木した20本全てが活着し、昨年植木鉢や地植えにして育てました。それらが大きくなり、最近花を咲かせるようになりました。

咲き始めたアメリカフヨウの深紅の花

 花の色が真っ赤な芙蓉は珍しいので、勝手に「紅芙蓉」と名前を付けていましたが、最近その花がどうやらアメリカフヨウという名前らしいと、インターネットで調べてみて分かりました。日本在来の芙蓉は花が小型ですが、アメリカフヨウの花は、まるでハイビスカスの花を思わせるような大きさです。

 地植した方が先に咲き始め、今は毎朝20~30個もの花を咲かせて圧巻です。そろそろ植木鉢に植えた花が咲き始めるので、今年は玄関先に出して朝晩水を遣りながら花を愛でたいと思っています。この花の難点は大きな葉っぱが余程美味しいのか青虫が発生して葉っぱを食べてしまうので、小まめに青虫取りを品刈ればなりません。私はこの花を「紅芙蓉」と勝手に名付けて楽しみたいと思っています。

「身勝手に 紅芙蓉と 名をつけて 奇麗と褒めて 花を楽しむ」
「ネットにて 調べてみると 名が違う アメリカフヨウ なるほど納得」
「挿し木した 剪定カスの 小枝根が 早根を下ろし 花を咲かせる」

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人間牧場

〇巣箱のかさ上げ
 家の裏に蜜蜂の巣箱を幾つか置いています。置いたからといってすべての巣箱に蜜蜂が入居する訳ではなく、いくら努力をしても入居は蜜蜂任せで、春先からこの頃まで、毎年蜜蜂の誘因に効果のある日本ランキンリョウヘンを置いたりして、殆ど毎日のように見回っていますが、中々こちらの思いが蜜蜂に通じないというのが正直なところです。

 昨年は9箱置いて僅かに1箱しか入居してくれませんでした。ところが今年は4箱も入居して、巣箱の前に陣取って蜜蜂を捕縛する、憎っきスズメバチを捕らえて処分をしています。一番最初に入居した巣箱は、掃除の際持ち上げてみるとかなり重くなり、巣の下間隔が余りないようになったので、息子と二人でかさ上げを試みました。

 30㎝ほどの巣箱を下板との間に挟み込むのですが、蜜蜂を驚かさないよう慎重にやるものの、蜜蜂が少し騒ぎました。勿論息子も私も防虫ネットを頭から被っているので、刺されることはありませんでしたが、やっとの思いでかさ上げを終えました。これからは台風シーズンとなるので、背丈が高くなって不安定な巣箱が風で倒れないよう、少し大きめの糸でしっかりと下台に固定しました。さあ間もなく楽しみな蜂蜜の収穫が始まります。

「養蜂を 始め早くも 10年が よくも続いた はちみつ自給」
「9箱も 巣箱を置いて いるけれど 昨年僅か たった人箱」
「今年は 既に4箱も 入居して 見回りワクワク ドキドキしつつ」
「巣箱下 かさ上げ作業 慎重に 何とか無事に 作業を終える」

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〇旧友の口利き

旧友武次さん、江頭さん、松本さんが控室へ訪ねて来てくれましたました

 今回の長崎県大村市での講演依頼は、旧友で元長崎県香焼町に住む草杜の会事務局長の武次寛さんの口利きでした。武次さん、長崎県教委、長崎市教委と次々つないで、やっと主催者である長崎県社会教育主事等連額協議会からの依頼にたどり着きました。その後担当者である市教委の平さんと文章やメールで打ち合わせを行いましたが、打ち合わせの電話やメールがある度に、中止や延期の知らせかもと、びくびくの連続でしたが、幸い強行の運びとなりました。

 さて長崎へのルートは特急しおかぜと新幹線、特急かもめを使う岡山ルート、松山観光港から高速船で広島に出て新幹線、特急かもめを使う広島ルート、三津浜から防予フェリーで柳井に出て新幹線と特急かもめを使う山口ルート、松山観光港から小倉フェリーで小倉に出て、特急フェニックスと特急かもめを使うルートが考えられましたが、どちらも一長一短あり、とりあえずスケジュールの関係で往路は岡山を経由し、博多で前泊し当日は会場となる大村市に9時57分に到着する便を選びました。

大村空港の見えるレストランにて
名物大村寿司は絶品でした
ディスタンスを広くとった講演会場

 会場は長崎県教育センターのある大村市でした。諫早で乗り換え、シーサイドライナーで大村駅に着くと、会長さんや担当者3人が駅まで出迎えてくれました。何年か前教育センターに来たことを思い出しながら、皆さんと名刺交換や打ち合わせを行った後、大村空港が近くに見える和風レストランで昼食をいただきました。郷土の名物である大村寿司という押し寿司は絶品でした。さあ13時10分から講演です。スタンスを広めに取った会議場で、前もって送っておいたUSBメモリーをスクリーンに映し90分間一気にお話ししました。

講演が終わると直ぐに大村駅まで送ってもらい、元来たルートを博多まで帰りましたが、さてどうする?と帰りのルートを考えました。来た岡山ルートを帰っても松山駅にたどり着くのは夜の12時近くになるので、松山駅から先の便がなく、とっさの判断で2番乗り場に移動して、特急フェニックスに飛び乗り、小倉を目指しました。結局小倉フェリーを使うことにしました。この便は小倉港発21時55分なので、少し余った時間を利用して小倉祇園太鼓の音に誘われて、史跡小倉城の散策を試みました。

大村駅
小倉祇園太鼓の練習風景

荷物をコインロッカーに預け身軽になったとはいえ、さすがに夕暮れ時の小倉は暑く、すっかり大汗をかきましたが、思い出に残る散策となりました。お城天守閣や庭園は既に閉まっていて見学はできませんでしたが、お城の前に設置されている剣聖宮本武蔵ゆかりのあれこれを興味深く見ることが出来ました。小倉では今週末名高い小倉祇園太鼓の市を挙げてのイベントが開かれるそうで、市内のあちこちでは太鼓や囃子の練習の音が沢山聞こえ、練習の姿も見ることが出来ました。

「旧友の 口利きご縁 長崎へ 講演旅行 久々県外」
「行く時は 岡山経由特急と 新幹線 乗り継ぎ博多 前泊出向く」
「大村に 行ったらお寿司 食べてこい 仲間に言われ 相伴預かる」
「それなりに 講演終えて 帰路に就く とっさの判断 復路はフェリー」

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〇暑い夏
 今年は梅雨入りも梅雨明けも記録づくめで、6月に梅雨が明けてからは連日35度を超す猛暑日が続いています。冬や春先に雨が降らなかったため、県内各地のダムの貯水率もかなり低下しているようで、夏の渇水が心配されるようで、早くも節水キャンペーンが行われています。

お目見えした寒冷紗の防遮光垣

 わが家の裏山から流れ出ている清水も、庭にある井戸水も例年になく弱含みで、期待していた台風4号の降雨も殆どなく、菜園作物の行方を心配していますが、泣く子と地頭には勝てないので、神頼みしか妙案が浮かばないのが正直なところです。そんな事情もあって、息子は育ている朝顔を守るために、車庫の上に寒冷紗を張って、暑い日差しから守る妙案を思いつき相談を受けました。

 早速暇を見つけて協力することになりました。庭の隅に鉄パイプを2本打ち込み、竹藪から長い青竹を4本切り出し立てたり、横に沿わせたりして出来上がり、一昨日息子と2人で寒冷紗を取り付けました。思った以上の上出来で、これから10日ほど、暑い西陽を遮ってくれるようです。

「降るな降れ 天を仰いで 祈るけど 意のままならぬ 今年の降雨」
「このままじゃ 渇水予想 手を打つが 焼け石に水 悩みは尽きず」
「息子から 相談上けて 遮光垣 手助けしたが 目論見通り」
「植物も さることながら 人間も このままいくと 干上がるのかも」

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人間牧場

〇来客
 この時期は活動期ゆえ、わが家のゲストハウス「煙会所」や人間牧場へは連日来客があって、連日大忙しです。人間牧場は夏涼しいものの「煙会所」は冷房装置がないので、窓を少し開け、古い扇風機を回してお客さんをもてなしています。

ゲストハウスで「煙会所」で熟議・議論をしました

 昨日は松前いいとこみつけ隊の和田さんと水本さんがやって来ました。和田さんも水本さんも元小学校の校長先生ですが、退職後は松前いいとこみつけ隊でボランティア活動をしていて、今年も実施する予定の「子ども夢会議」の協力要請と、企画の打ち合わせでした。

 この3年間、及ばずながら私もサポートをしてきましたが、今年は東公民館を会場に開く予定とのこと、行き掛かり上4年目の協力を約束しました。お二人ともしっかりした持論を持っていて、12月の実施に向けて松前町通いが始まります。ちなみに7月19日に予定されている総会には出席の予定です。

「活動期 ゲストハウスに 来客が 連日来られ 楽しい語らい」
「お二人の 元校長先生 ボランティア 熱心・感心 熟議重ねる」
「四年目の 今年も協力 約束し 忙しくなる 予感し始め」
「この歳に なっても私 頼りされ その気になって 一緒に活動」

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〇信じられない出来事
 昨日の11時30分頃、裏庭のツツジなどの剪定をしていた私は、そろそろ昼が近づいたので、家に入り冷蔵庫から冷水を取り出してのどを潤しました。たまたまテレビをつけると、奈良県で遊説中の阿部元首相が暴漢に襲われ騒然となった現場の様子が映し出されていました。

 その後のテレビは夜遅くまで特番で、次々に明らかになる事実を知らせていて、衝撃の大きさに国民の誰もが釘付けとなりました。「どうかご無事で」との願いもむなしく、夕方には訃報が届きました。日本の憲政史上最も長く総理大臣を務めたとはいえ、私より10歳も若い67歳での死は、世相混とんとした世の中故日本の大きな損失です。

銃規制のないアメリカならいざ知らず、治安のよいと思われている日本で、こんな事件が起きるなんて、信じられない出来事です。昔社会党の浅沼さんが、また長崎市長さんが暴漢に襲われ亡くなった、おぼろげな記憶が蘇りましたが、明日の参議院議員選挙の投票日を前にした出来事が、投票にどう響くのでしょうか。私は既に不在者投票を済ませています。

「部屋に入り テレビつけると いきなりに 元首相だった 阿部さん暴漢」
「特番の テレビ釘付け 次々と 事実明らか 驚き隠せず」
「ご無事でと 願ったものの 亡くなって 衝撃走る 日本列島」
「私より 10歳若い 歳ゆえに まだまだこれから 悔やみきれない」

 

 

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人間牧場

〇ヒマワリの咲くころ
 わが息子は数年前、酒蔵で映画二宮金次郎の上映会がきっかけで、隣町中山町の十彩会の活動に加わるようになり、私の知らない活動を色々やっていて、ヒマワリもその一つで、大量の種を蒔いた苗床を自宅まで持ち帰り、車庫の屋上で水を遣って苗を育て、先月ヒマワリ畑に移植した花が早見ごろを迎えているようです。

ヒマワリが咲き始めました

 残った苗を100本、畑に植えて欲しいと相談を受け、二人で畑を耕して植えました。その花が咲き始め、朝は東の空に向かって元気に咲いています。植えた直後大風に遭って何本か倒れましたが、倒れた後遺症で多少不揃いながら、それでも100本のヒマワリは圧巻で、畑ゆえ家族以外見る人はいないものの、これも役得とばかりに家族だけで楽しんでいます。

新聞やテレビによると、最近県内ではあちこちでヒマワリ畑が出来ているようで、その花の数や半端ではないものも現れ話題になっています。そのヒマワリ畑はどうやら緑肥として植えているらしく、花の盛りを楽しむ間もなく刈り倒され、トラクターで土の中に透き込まれるようです。土壌改良のためレンゲを作っているのと同じようなことでしょうが、緑肥にヒマワリを使うとは贅沢で面白い試みです。わが家も透き込んでみようかな・・・。

「わが息子 育てたヒマワリ 苗100本 畑に植えて 花咲きはじめ」
「太陽に 向かいヒマワリ 元気よく 今年も咲いて 元気をもらう」

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〇松山からの帰り道
 昨日は兵庫県西宮にある大手前大学の現代社会学部の授業がオンラインであり、地方の社会問題について話して欲しいと要請が入っていて、午前9時からレクチャーや学生との討論に臨みました。2年前まで大学の非常勤講師をしていて、学生の前で話すのは慣れていますが、zoomとなると話は別で、私が慣れていないこともあって少し不安でした。でも前日にテスト接続をしていたこともあって、何とか1時間ほどの事業を無事終えました。

 そのあとすぐに松山へ出て、予定していた会議を終え、夕方午後7時過ぎに三秋峠を下りました。高野川に出るといきなり伊予灘の海が開けてきます。いつも思うことですが、この海の光景を見る度に「ああ~帰った」と安堵するのです。昨日は運よく夕日が水平線の島陰に沈む瞬間でした。路側帯に車を止め、車中から夕日夕焼けを見ました。何度見ても飽きない光景です。私と同じように、何人かの人が車を止めて見入っていました。

 このところ台風4号が長崎県佐世保市付近に上陸し、その後温帯低気圧に変わったものの、雨模様の天気が続いていただけに、久々の夕日夕焼けでした。今回の台風は水不足を心配していただけに、被害のない恵みの雨を期待していましたが、太平洋側の高知県では大雨だったものの、降雨量は30㎜程度しか降らなかったようです。天気が回復して今日からまた暑い日が続くものと思われますが、夏の渇水が心配です。

「忙しい 一日終えて 峠道 降りた瞬間 海が広がる」
「『帰った』と いつも思える この風景 昨日は夕日 出迎えてくれ」
「台風が 去って天気が 回復し 今日から夏の 灼熱太陽」
「もう少し 降って欲しいと 思ったが 30㎜程度で 焼け石に水」

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人間牧場

〇トマト三昧
 わが家には家庭菜園と小さなビニールハウスがあって、この時期になるとハウスでトマト、路地でトマトを作っています。トマト大好き家族ゆえ、ハウスで一足早くトマトを作っているため、今はどちらも最盛期で、毎日トマトを収穫し、生食やジュースにして食べたり飲んだり、時々知人友人にお裾分けして喜ばれています。

 トマトの栄養価などはリコピンがある程度で、余り深くは知りませんが、体が赤くなるのでは?と思うほどトマト三昧です。ところがこの時期になると有害鳥獣と思われる不届き者がいて、周囲に網を張り巡らしているというのに、その網さえもかいくぐり、連日被害に遭って頭を悩ませています。

 昨日は台風崩れの温帯低気圧の影響でぐずついたあいにくの天気でしたが、下灘のJA農協へ出かけ、赤色と金色のテープを買い求め、トマトの周囲に張ってみましたが、焼け石に水のようなので、何とかしたいと思案しています。ハウスの横窓からも夜のうちに侵入するので、夜は外窓を閉め朝開けるようにしています。知恵比べが始まりました。

「菜園と ビニールハウス 両方で トマト作る 三昧の日々」
「今年も トマト沢山 できたけど 人間より先 有害鳥獣」
「あれこれと 知恵を出しては いるものの サンデー毎日 奴らに負ける」
「リコピンが 体にいいと 聞いてるが どれ程いいのか 人体実験」

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人間牧場

〇台風4号が接近中
 今年は梅雨明けが早く、連日35度を超える猛暑日が続いて、水不足が心配されていますが、ここに来て南の海で発生した熱帯低気圧が発達して、台風4号になりました。幸い小型の台風のようで、恵みの雨をもたらしてくれるようですが、台風の進路を見てびっくりするのは、私たちの住む四国を直撃しそうな雲行きです。

台風4号の予想進路

早速自分にできる準備として、家の周囲の溝や排水溝の点検をしたり掃除をしました。家の裏に置いている3つの蜜蜂巣箱が風邪で吹き飛ばされないよう、少し重しを重くしたりしましたが、蜜蜂たちも時折降る雨をものともせず、巣箱の室内が暑いのか、入口付近で沢山の蜜蜂たちがたむろして、羽根を懸命に広げて巣箱内に風を送り込んでいるようでした。

 日巡りはカレンダーは、気が付けば1年365日の半分がちぎり取られ、早くも7月です。まさに光陰矢の如しといったところです。このところ新型コロナの高止まりも気になるところですが、世間はまるでコロナのことなどすっかり忘れたかのように、あれこれの行事や催しが再開され、感染拡大を心配しています。今週末には世間を騒がせている参議院選挙も行われます。私は既に不在者投票を済ませています。何故でしょう?、サンデー毎日のはずの私なのに、毎日忙しい日々が続いています。

「台風の 進路予想じゃ わが町を 直撃しそう これは大変」
「このところ 恵みの雨が 降ってます 畑の野菜 息吹き返しす」
「コロナなど どこ吹く風と あれこれが 復活話題 大丈夫かな?」
「わが日々は サンデー毎日 はずながら 何でこんなに 忙しいのだろう?」

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