人間牧場

〇梅酒絞り
 梅干しの土用干しに続いて、梅干し漬け込み用の広口瓶の準備をするため、6月に漬け込んでいた梅酒を絞りました。3つの広口瓶なので4本の一升瓶を4本用意しました。一升瓶にジョウゴを差し込み、日本タオルで縫った濾し袋を置き、その上から広口瓶の梅酒を流し込んで、濾過する算段です。

梅酒絞り
絞った一升瓶4本の梅酒

今年の梅酒は上出来で、濾過して一升瓶に溜まった梅酒はまるで白ワインのような色合いでした。小さな盃で試飲をしてみましたが味もさっぱりしていていました。わが家では梅酒にカビ除け程度にホワイトリカーを振り撒く程度でアルコールを入れないため、梅酒というよりは砂糖を加えた梅エキスのようです。

 夏の暑い最近は夏バテ防止のため、梅酒を冷水で薄め、氷を入れ食前酒として飲んでいますが、効能は分からないものの、夫婦元気で過ごしています。わが家の地下室には年代物?と思える梅酒を沢山貯蔵していて、最近は梅酒を料理酒として煮魚に加えたりしていますが、一味違った美味しい風味です。3日後には空いた広口瓶を使って土用干しした梅を、紫蘇と一緒に漬け込む予定です。

「広口の 瓶の確保を 目的に 漬け込んだ梅酒 絞って4升」
「夏バテに 効果があると 冷水で 薄めて食前 飲んで楽しむ」
「地下室に 年代?物の 梅酒あり 最近料理酒 使って中々」
「梅干しと 梅酒は自給 100%で 10年後まで 使える算段」

 

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人間牧場

〇梅干しの土用干し
今年は梅雨明けが早く、暑い日が続いて水不足が続き、早い所では取水制限が始まっていましが、このところ戻り梅雨の感じがする天気で、石手川ダムなどの貯水量は100%回復することが出来、何はともあれほっと一息といった感じです。

サナに広げた塩漬けした梅干し

週間天気予報を見ると、曇りや晴れ間が続くようなので、思い切って塩漬けした梅干しをポリ樽から取り出し、庭にサナを広げて梅干しを干しました。今日から三日三晩干し続ける予定です。夜は梅干しの塩分が夜露を呼び寄せ、適当にまろやかな梅干しが出来あがります。

昔の教科書に載った梅干しの歌
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人間牧場

〇今日から2日間カブトムシイベント
 朝顔市の余韻冷めやらぬというのに、息子は同時並行してカブトムシ配布作戦を進行中で、昨日の夕方仲間が手伝いにやって来ました。とりあえずカブトムシやクワガタを展示するスペースのディスプレイ用に育てた、クヌギの苗木の植わっている大きな植木鉢を、計4トラックに積み込み、会場となる交流施設町家へ運んだようです。

ディスプレイ用のクヌギの苗の鉢植えをトラックに積み込む

 今日は朝から配布するカブトムシやクワガタを、ムシカゴにカンナ屑や止まり木、餌のゼリーなどとともに入れて運ぶようで、何人かの仲間が手伝いにやって来るようです。あいにく私と孫奏心は子ども体験塾の底引き網体験の世話で、家を留守にするため手伝えませんが、もう6~7年も続けているイベントなので、何とかなるだろうと思っています。

既に町内保育所などにプレゼントして喜ばれました
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人間牧場

〇親友来訪
 私が現職のころは12年間、自分で造ったシーサイド公園で毎日朝5時から8時までの3時間、人工砂浜やミニ水族館の水槽掃除をやりました。そんなこんなで忙しく、自分の誕生日さえも忘れていた10月3日(私の誕生日)、砂浜の掃除を終えて駐車場までごみを運んでいると、見覚えのない見ず知らずの若い女性2人がニコニコ顔で、「お誕生日おめでとうございます」と花束をプレゼントしてくれました。

煙会所にて天井見上げ
人間牧場ウッドデッキにて

 あれから20年があっという間に過ぎましたが、その2人の女性は一年も休むことなく私の誕生日に花束を届けてくれるのですから驚きです。その後伊方町瀬戸塩成に住む緒方さんとは、公私にわたりお付き合いが続き、先日も史談会の伊方研修にもお付き合いくださり、加えて緒方家に残る漁船建造の図板を海舟館へいただき、家族ぐるみのお付き合いをしています。

 昨日は緒方さんと伊方町地域おこし協力隊の寺坂さんの二人が、私設公民館煙会所と海の資料館海舟館、それに人間牧場に見えられ、あれやこれやとお話をしました。いずれの施設も私の人生にとって欠かせないものばかりなので、問われるまま時のたつのも忘れるほどでした。緒方さんも人間牧場訪問は初めてだったので、驚いた様子でした。楽しいいい一日でした。

「20年 前の出会いが 延々と 続いています 嬉しい出来事」
「煙会所 海舟館と 牧場へ 次々案内 楽しい一日」
「小屋作り ニワトリ飼ってる 緒方さん 卵と白魚 土産にいただく」
「協力隊 寺坂さんも やって来て 大風呂敷を 広げて話す」

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人間牧場

〇庭木の剪定
 昨年の今頃庭木の剪定中に、高さ3mもあるクロガネモチの木に掛けた脚立が倒れ、地上に落下しました。全身を強く打撲し、寝返りを打つことすらできないほどで、近くの診療所でレントゲン検査を受けたものの、不幸中の幸いで骨には異常がなく、そのうち日なち薬で回復することが出来ました。

その折、医師から「痛かったでしょう。ご気分は」と尋ねられましたが、「落ちた地球は固かった」と言って大笑いをされました。「お歳ですから自分の背の高さ以上の場所へは上がらないように」ときつく注意を受け、家族からも今後は「高い所へ上がらないよう」諭されましたが、さりとて伸びた庭木をほおっておくことはできず、今年も剪定を始めました。

ウバメガシとクロガネモチの剪定をしました

 わが家の庭木は親父が生前大事に育ててきたものばかりで、かなり大きく育っていて、脚立に登らないと剪定が出来ないのです。家族が留守だったことをいいことに、昨日は午後から剪定や庭の草削りをして大汗をかきました。夕方帰った妻からは、「奇麗になったねえ」と褒められましたが、「脚立に上がるのは止めてね」とチクリ嫌味を言われました。

「さてどうする伸びた庭木」ですが、怪我をしないよう注意をしながら、暇を見つけてて少しずつやろうと心に決めています。今日は来客があるので豆つげを剪定する予定です。

「そういえば 去年の今頃 剪定中 脚立が倒れ 地面に落下」
「不幸にも 全身打撲 したものの 骨に異常 なくて幸い」
「庭木類 多過ぎあれこれ 大き過ぎ 私の手には 負えない程度」
「今頃は あの世の親父 笑ってる だろうと思い 一人黙々」 

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人間牧場

〇イシモチ雑魚の粗調理
 昨日は午前中雨でした。そんな中漁師さん夫婦がイシモチ雑魚を届けてくれました。妻も若嫁も仕事に出掛けて留守なので、早速裏調理場で粗調理を始めました。イシモチのことをこちらの方言では目が太いので、「メブトジャコ」と言います。

メブトジャコの粗調理

 メブトは普通手で頭と内臓を取るのです。私は包丁で取りましたが、メブトが小さ過ぎて、「辛気臭い」手間のいる作業です。多分全量の半分は残飯ゴミとなるほどで、処理に一時間ほどもかかってしまいましたが、水洗いして鱗を取り、鯛も調理して、専用の冷蔵庫へとりあえず収納し終えました。

 夕方仕事から帰った妻は、メブトジャコに小麦粉をまぶして衣をつけて油で揚げ、玉ねぎとピーマンを加えて三杯酢にし、食卓に出してくれました。とても美味しくいただきました。冷蔵庫に入れれば日持ちもするので、この上ないおかずとなります。手間暇はかかりましたが、食が進みました。

「イシモチを こちら方言 メブトジャコ 手間暇かけて 粗調理する」
「衣つけ 油で揚げて 玉ねぎと ピーマン加え 南蛮漬けに」
「こりゃ美味い 妻が作った 料理食べ いささかながら 私も貢献」
「夏バテを しないようにと 気をつける 今日も元気だ ご飯が旨い」

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人間牧場

〇垂直仕立て栽培のトマトとナス
 わが菜園には今年もトマト40本(大?中・小・アイコ)とナス21本(松山長ナス・白ナス)を植えています。昨年は左足の外反母趾手術で、家族に植えてもらったものの、その後の世話が行き届かず散々でしたが、息子がくれた垂直仕立ての野菜栽培法というパンフレットを読んで、今年は本格的に垂直仕立てに挑戦しています。

トマトの垂直仕立て栽培
ナスの垂直仕立て栽培

 これまでトマトは1本建てにして、毎日伸びた脇芽を欠いて麻ひもで縛っていましたが、今年からは少し大きめのビニール紐で伸びた脇芽をひとくくりにして縛って行くのです。この方法も案外簡単なようで難しく、少し遅れると間延びして倒れてしまうのです。

 それでも果実の数は断然多く、ここに来て連日熟れたトマトが沢山収穫でき、毎朝無農薬の完熟トマトを使ったジュースを美味しく飲んでいます。お陰様で体調もすこぶるいいようです。ナスも同じようにこれまでと違って誘因することもなくひとまとめに縛るだけで、沢山の収穫があり、先日は妻が小切りにして重しをして塩漬けし、麴漬けを作りましたがこれが絶品で、ご飯のおともに最適なのです。

 妻は焼きナスが大好きで、連日ガスグリルで焼いて食卓に出していますが、鰹節を乗せて醤油を軽くふるだけのシンプル料理ですが、美味しいですね。垂直仕立ての野菜栽培法で思わぬ収穫増につながり、お裾分けも沢山して喜ばれています。

「トマト・ナス 怪我の功名 栽培法 変えてチャレンジ 効果抜群」
「栽培法 変えたお陰で 収穫量 大幅アップ トマト三昧」
「トマト食べ トマトを飲んで 日々過ごす 体調安定 幸せな日々」
「ナス料理 毎日食卓 賑わせて 夫婦の会話 ナスが必ず」

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人間牧場

女の子の孫娘は楽しい
 私たち夫婦には5人の孫がいます。長男夫婦に2人、長女夫婦に2人の孫たちはいずれも男ばかりでしたが、幸運にも次男夫婦に女の子の孫が生まれました。男の子ゆえの楽しさもあって、あれやこれや楽しく遊びましたが、男の子は成長して大きくなるにしたがって、私の手元から離れて行くようで、少し寂しく感じています。

孫娘は日に日に進化、私たち夫婦は日に日に退化

ところが女の子の孫娘は、今が一番かわいい時期かもしれませんが、出会う度に成長著しく、1週間~2週間ぶりに会うのがとても楽しいのです。こましゃくれた会話に時々ハッとすることもしばしばです。このところ夏の日差しが強い中で、農作業などをしているため、麦わら帽子をかぶっているものの、顔が少々日焼けしていると、「おじいちゃん、顔の色が黒くなったね」とか、妻が私を「おじいちゃん」と呼べば、「おばあちゃん、おじいちゃんのことをいつもは『あなた』と呼んでるのに、『おじいちゃん』と言ってる」などと笑って話すのです。

 若嫁が、「おじいちゃんとおばあちゃんが来たよ」と知らせると、「私は今忙しいのよ」とか言ってままごとの手を止めようとしなかったり、もう「参った参った」の手合いです。女の子ゆえ会話やしぐさが楽しくて仕方がありません。この孫娘が20歳になれば私たち夫婦は90歳を超えているでしょう。孫娘がお嫁に行く姿は見れないかも?と、少し寂しくなりますが、元気で孫娘の成長を見守りたいものです。

「5人孫 4人男で 1人だけ 女の子です 可愛いですね」
「最近は 会話もできて あれこれと 時にはこちら やりこめられて」
「進化する 孫に比べりゃ 退化する 私ら夫婦 少し悲しい」
「この孫が 20になれば 私たち 90超えか 少しため息」

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人間牧場

〇オンリーワンの夕日
 今年は異常なほど梅雨が早く開けました。ところが連日35度を超す猛暑日が続いたと思えば、今度は戻り梅雨のような雨の日がこのところ続いて、九州や東北では時ならぬ大雨が降り、かなりの被害が出ているようです。大雨や台風の被害はどちらかというと、これまでは四国・九州・南紀が中心でしたが、最近は温暖化の影響でしょうか、これまで被害にあまり縁のなかった東日本や東北にまで及ぶようになって、慣れていないゆえ災害対応や避難が後手に回っていることも気がかりです。

友人が送ってくれた松江宍道湖嫁が島に沈む夕日
わが家から見えた昨日の夕日
夕日を拾う男

幸い今年の四国、とりわけ愛媛、とりわけ中予では、渇水心配程度の雨で、災害は今のところ起きていないようで、少し安心をしています。雨が降ると夕日が自慢のわが町では夕日が見えず、夕日男を自認する私も悶々の日々を過ごしています。先日友人が「島根県松江の宍道湖で、奇麗な夕日を見た」と、写真を添えてメールをくれました。私も若いころ宍道湖に落ちる夕日がどれほど美しいのか見に行きました。残念ながらその日は雨で夕日を見ることが出来ず、天気率の良い愛媛の瀬戸内が夕日を見れる確率が高いことを実感したものです。

 地域資源には、その地域にしかない唯一のものもありますが、わが町の夕日のようにどこにでもあるものに、ことさらなる付加価値をつけ、オンリーワンを名乗ることもできるのです。長年夕日に思いを寄せて生きてきた私ですが、今にして思えば夕日は自然現象ゆえ何もしなくても、メンテナンスがいらないのですから、この上ない特上の地域資源なのです。これからも思いを紡ぎ、夕日の更なる物語を作ってゆこうと思っています。

「このところ 戻り梅雨にも 似た雨が 足繁く降り 悶々の日々」
「友人が 松江宍道湖 嫁が島 旅して撮った 夕日の写真」
「そういえば 若いころには あちこちの 夕日探して 一人旅した」
「勝ち負けじゃ ないですわが町 オンリーワン 夕日に惚れて
                         あれから幾年」

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人間牧場

〇カブトムシのお裾分け(その2)
 双海町内には上灘と下灘に保育園があります。昨日は上灘保育所の園児たちがわが家へやって来て、カブトムシをプレゼントしました。下灘保育所は距離的に遠いためそれも叶わず、私が持参することになりました。息子が用意してくれた虫かごに入ったカブトムシを17箱、キャリーに詰めて計四トラックに積み、約束の10時30分に保育所に到着しました。

カブトムシの虫かごを持って喜ぶ下灘保育所の園児たち

 待っていた宮本園長先生の案内で園庭の木陰に園児たちを集めてもらい、早速虫かごに入ったカブトムシを園児たちにプレゼントしました。低年齢の園児は多少子怖がりましたが、わんぱく盛りの就学前の園児たちは大賑わいで、会話も弾みました。特に男の子にとってカブトムシは大人気の小動物なのです。この日は息子が作った飼育パンフレットや餌となるゼリーもプレゼントしました。

 ご多分に漏れず、わが町にも少子化の波が押し寄せ、園児の数が激減して町内2保育所で30人余りとなっているようです。それでも少なくなったからといってこの園児たちを見過ごす訳には行きません。やがて小学生になったら、私たちがやっている子ども体験塾にも参加してもらい、ふるさと教育をしようと思っています。「わんぱくでもいい逞しく育って欲しい」とエールを送りました。

「上灘に 続いて下灘 保育所へ 虫かご積んで プレゼントしに行く」
「わんぱくが 少し遠のく 園児たち それでもみんな カブト大好き」
「人数を 聞いて驚く 保育所は 少子化波を もろに受けてる」
「この子らを しっかり育てる 役目負う 大人の仕事 覚悟をしよう」

 

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