人間牧場

〇これ誰の靴
 今朝玄関から土間に降りようとすると、2足の靴が並べて置かれていました。右の靴は私の日常履いている25,5㎝の見覚えのある小人用の靴でした。

 一方私の靴が小人用なら、もう1足の靴はまるでガリバー旅行記に出てくる大きいガリバー旅行記に出てくるような19文もある靴でした。

 小学5年生までは孫希心の靴は私と同じくらいの文数の靴だったように思っていましたが、いつの間にかどんどん抜かれ、この春高校1年生になった孫の足は何と29文だそうです。

 昔から「バカの大足 間抜けの小足 丁度良いのは俺の足」と言われていましたが、この春高校1年生となった孫の大きくなった足の足を包む運動靴が29㎝とは凄すぎる感じがして、高校の売店でも近所の靴店でも取り合っていないので、ネットによる注文で買いそろえました。親泣かせの孫です。(大笑い)

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人間牧場

〇子どもの活動も活発になりました
 新型コロナの影響も和らぎ、春の花が咲き町内のあちこちで、子どもたちの賑やかな声が聞こえるようになって、どことなく活気が感じられるようになりました。

 昨日の朝人間牧場へ来客があるので、待ち合わせ場所である下灘コミュニティセンターへ向かおうと車を走らせていると、何気なく見上げたJR下灘駅のプラットホームに子どもたちが集まっていました。

JR下灘駅でのヒマワリの種蒔き

 「もうそろそろヒマワリの種蒔きの時期だ」と直感し、少し時間があったので青石から車を迂回し、旧道を走って下灘駅に立ち寄りました。予想的中で地元の老人会と下灘小学校の児童が、プラットホーム横の畑にヒマワリの種を蒔いていました。

 顔見知りの子どもや高齢者も沢山いて、声を掛け合い立ち話をしましたが、昨日蒔いたヒマワリは夏になると大きな花を咲かせてくれるものと思われ、嬉しくなりました。

渚で楽しそうにぞぶる顔見知りの子どもたち

 その後訪問客と出会って人間牧場での対談を終え、帰宅途中にシーサイド公園に立ち寄ると、水ぬるむといってもまだ冷たい砂浜の渚で、顔見知りの女の子が3人でぞぶり遊びをしていました。「冷たくない?」と聞くと「冷たくない」「楽しい」と言いながら、私めがけて両手で塩水を救って投げ、茶目っ気たっぷりでした。

「コロナ禍が 収まり町内 子どもたち 歓声聞こえ こちらも嬉しい」
「下灘の駅で 子どもら 老人と 一緒になって ヒマワリ種蒔き」
「シーサイド 砂浜渚 子どもらが 早くもぞぶり ふざけてました」

 

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人間牧場

〇私は何を食べて暮らしているのだろう?
 今朝のわが家の朝食でバナナを食べました。ビニール袋の表示を見ると「エクアドル産」と書かれていました。日本産のバナナは温帯ゆえそう易々手に入らないので、フィリッピンや台湾など熱帯産のバナナを何の疑いもなく毎朝食べていたのです。

 干しブドウを5粒食べていますが、ビニールの表示は「チリ産」でした。妻がホットケーキを焼いてくれましたが、小麦粉の原産地はロシアと戦争をしている「ポーランド産」、マーマレードのオレンジは製造は「日本」ながら、みかん王国愛媛なのに「スペイン・南アフリカ産」でした。

 輸入国日本ゆえ、自給率40%以下ゆえなるかなと正直驚いて食べましたが、口では地産地消、安心安全、自給率向上と言いつつ、これでは日本の将来はどうなるのか、少々心配が広がりました。私は目下のところ自給率の向上を目指しています。野菜は勿論のこと、蜂蜜、梅干し、梅酒、切干大根、ヒジキ、ワカメ、天草、マーマレード、ブルーベリー、シイタケなどある程度目標に達して自給していますが、まだまだ意志半ばと言ったところです。

「食卓に あるもの殆ど 外国産 エクアドルとは どこの国だろう」
「無意識に 食べてる食べ物 あれやこれ 紛争起きれば たちまちstop」
「自給率 向上目指して いるけれど これが中々 やねこいですね」
「地産とか 地消などなど 言ってるが 何もしないで 出来るはずない」

 

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人間牧場

〇テレビ出演のリハーサル打ち合わせ
 先日東京からテレビ出演の電話が入りました。詳しいことは電話なので余り分りませんでしたが、プロデューサーの話によると「夕日のことについて取材がしたい」とのことなので、断る理由もなく、取材に行く4月19日その日のスケジュールを開けておくよう依頼があり引き受けました。

テレビの取材

その後4月3日に別のディレクターが事前打ち合わせと称して東京からやって来て、夕方シーサイド公園でお話した時も、まだそれほど中身は詰まっていませんでしたが、2日前に電話が入り「4月19日の前日にリハーサルを兼ねた打ち合わせを行いたい」旨の電話が入ってビックリ仰天でした。

 夕日の取材は天候条件に大きく左右されるため、このところの荒れた天気や黄砂のことを心配して前撮りするかも知れないと勝手に思い込み、「ハーモニカを持って来てください」と言われて2度ビックリでした。指定された昨日の夕方5時30分出かけましたが、スタッフ15人がカメラを回したりしながら、かいがいしく働いていました。本番撮影は今日の午後6時からです。

「東京から テレビ取材の 依頼あり 夕日と聞けば 引き受けなくちゃあ」
「海のもの 山のものとも 分らずに あれやこれやと 撮影近づく」
「驚いた スタッフ人数 15人 私も出演 予定があるよう」
「まあいいか なるようになる 気楽です 責任を取る こともない故」

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人間牧場

〇どうなる田舎の農地
 最近私たちの住んでいる田舎では、作り手が高齢や病気になったり、持ち主が他所に転居して放置され、荒れたままの農地が年々増えてきました。急斜面に農地を持っている人から見れば羨ましくなるほどの平地の田んぼすら、3年も不耕作が続くと、原状回復が難しくなるほど雑草に覆われています。

荒れ始めた農地

 わが家の下の田んぼも持ち主のご主人が病気で長期療養のため不耕作地となってしまいました。知人の紹介で松山に住む女性が借り受け、暇を見つけて野菜を作る仕草をしていますが、草に負け害虫に負け、イノシシに負けて、野菜の収穫など殆どしていないようです。

 農地を守る仕事は市役所の農業委員会の仕事と思うのですが、現状に気がつかないのか怠慢か、余りにも問題が大き過ぎて手が受けられないのか、放置したままです。このままだと農村の景観を損ねたり危険になると危惧しています。大河ドラマ「さてどうする家康」ではありませんが、妙案は?????。

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〇タンポポのように
 春になると畑の隅に黄色いタンポポの花が咲いて、思わず立ちどまり座り込んで見てしまいます。やがて季節が進むとこれらの野の花々は、雑草というひっくるめた名のもとに、草刈り機の餌食となって跡形もなく消えてしまうのです。

 若い頃頼まれて雑誌に、その頃仲間とともに夢中になっていた無人島キャンプの模様を、「感動はタンポポのように」という粗末な記事を書いたことを思い出しました。捨ててはいないのでどこかにしまい忘れていますが、そのどこかさえも分らぬ歳になりました。

 昨日畑の隅に草刈りの難を逃れたタンポポの花柄を見つけました。それは奇麗な白い球状で、間もなく風が吹けば散り、風に乗ってどこか近くの場所に着地し、種となって芽生えるものと思われます。タンポポの花のように自分の幸せや感動をあちらこちらにお裾分けしたと思いました。

 青春時代は理想に燃えた「恰好いい考え」でした。気持ちだけは今もその純粋さを持っていますが、大したことも出来ぬまま歳を重ねています。今からでも遅くはない。歳のせいにすることなく、「タンポポのように」理想を追い求め続けて生きたい・・・。

「感動は タンポポのようにと 書いた記事 雑誌に載った どこへしまった」
「畑隅 黄色いタンポポ 咲いている 思わずしゃがんで 奇麗と愛でる」
「草刈の 難を逃れた 綿帽子 風に吹かれて どこかへ着地」
「理想燃え 動いたあの頃 懐かしい まだまだこれから タンポポ勇気」

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人間牧場

〇今や日本はワンワン・ニャアニャア王国
 最近近所で犬や猫を室内で飼う家が増えてきているようです。隣の家では昼間夫婦で仕事に出掛けて留守になるので、飼っている3匹の猫のために冷暖房を年中つけていたり、1匹の犬は1ヶ月に1度シャンプーやカットに連れて行くそうで、ペットフードを加えると毎月相当な費用がかかるそうで、家族が減って寂しい暮らしを癒してくれるらしく大事に育てています。動物愛護の観点からいうといいことに違いはありませんが。人間と動物の区切りが無くなって、完全に家族の一員となっているようです。

 江戸時代5代将軍徳川綱吉が哀れみの令というおふれを出したことがあったようですが、先日お寺にペットが死んだら葬式や戒名をどうするか相談に来た人がいたようです。最近は葬祭事情もすっかり様変わりして、家族葬が主流となりつつあるばかりか、お墓を作らない、仏壇を作らない、区切り毎の法事などもしない家が増えつつあるようです。それでもペットと一緒のお墓に入りたいとはどういうことでしょう。

 昨日の新聞折り込みチラシに、犬や猫の売り出し金額が載っていて、犬だ25万円、猫だと15万円するようだし、トリミング料金は5千円~7千円もするようで、私のスーパー散髪代1回1800円をはるかに超えています。人口は少子化の影響で閉り続けていますが、今や日本はワンワン・ニャンニャン王国になるかも知れません。

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人間牧場

〇今年もツバメがやって来て糞害です
 このところ中国から黄砂が飛んで来て車が汚れていますが、これも自然現象ゆえ収まるのを待つしかありませんが、今度はわが家の車庫内にツバメがやって来て巣つくりを始めたようで、せっかく車庫に入れている普通乗用車のボンネットの上に糞を落として困っています。

 妻は御幣担ぎの所があって、ツバメがせっかくこの家を選んでくれたので、子育てが終わるまでは大事に見守ってあげようと、車庫のシャッターを閉めないようにして欲しいと頼まれました。汚れても車を洗うのは私ですから、妻にしてみれば痛くもかゆくもない故の発言のような気もしますが、それもそうよと同調しています。

 糞除けに薄いブルーシートをボンネットに被せていますが、今日は乗用車に乗る予定なので、このまま汚れたまま出かけることも出来ず、車庫から車を出してボンネットの糞を洗い流し綺麗にしましたが、これから当分の間は妻の言う通りツバメ第一で対応したいと思いました。糞害に多少憤慨している今日この頃です。

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人間牧場

〇不器用な私の挑戦
 若いころから、器用な親父に「お前は不器用だ」と烙印を押されて大きくなりました。それもそのはず私設公民館煙会所を小さいながらも自分で建ててくれたほど器用だった親父から見れば、鋸やカンナ、ノミなど殆ど使ったことのない私ゆえ、「不器用」と言われても仕方がないのです。

 その器用だった親父が8年前に亡くなりました。今も親父の使っていたこれら日曜大工の小道具が残されていますが、私や息子が時々使って作ったり治したりに挑戦しています。昨日家の勝手口の沓脱座板が壊れ、妻はあいにく怪我をするところだったようで、直して欲しいと頼まれました。

 折れたねじ釘をインパクトやペンチを使って丁寧に抜き、ドリルで穴を開け変えてねじ釘で止めて一丁上がりでした。妻は親父が存命中でも私の見方のように、「あなたは不器用じゃない」と褒めていましたが、昨日は心から「お父さんも器用だね」と褒めてくれました。

背負子のロープ巻きに挑戦

 その余勢をかって、先日知人の大工さんに作ってもらった背負子に細いロープを巻き付ける作業をしました。文句を言う親父もいないので少し不安になりながらもうまく仕上がり、自画自賛「わいも器用だ。中々やるわい。親父どうだ」と少し胸を張りました。

「親父から 不器用烙印 押されてた 今もそのこと
気になりながら」

「今はもう 親父他界し いなくなり 親父遺した 道具使って」
「器用だと 妻と女性が 褒めてくれ その気になりつつ
馬鹿げた話」

「不器用を 地で行く私 これからは 親父目指して
                                                                                少し努力し」

 

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人間牧場

〇突然の来訪
 このところ年度初めということもあって、予期せぬ人が時々訪ねて来ます。私も出歩くことが多く家を留守にしていると、名刺やメモ書きが玄関先や郵便受けに入っていることもしばしばです。一昨日そんな予期せぬ来客が帰ったので、書斎でパソコンをいじっていると、市役所の松本さんがいきなり窓を叩くのでびっくりして外に出ました。

新任の地域おこし協力隊員山田さん

 聞けば所用でこちらへ来たので立ち寄ったそうで、この春から伊予市の地域おこし協力隊の隊員となった山田さんとご一緒でした。私設公民館聞煙会所でしばらくの間お話をさせてもらいましたが、聞けば山田さんは大阪出身とのことで、これから活躍に期待をしていますが、縁あって伊予市を選び、伊予市に選ばれて来た幸運をどう生かすか、まずは「一」からです。

 「一を創り 十を知り 百を考え、千を伝え 万を動かす」という言葉があります。つまり「万を動かしたかったら千を伝え、千を伝えたかったら百を考え、百を考えるには十を知る前に、創りたい一から始める」ことです。「たかが3年されど3年」、人を納得させるような自分になって欲しいと願っています。

「春異動 多くの人が 新天地 何をするのか 何がしたいか」
「まず一歩 踏み出す前に 一創る これが中々 出来ずに苦労」
「給料を 貰って修行 出来る人 しっかりせよと 言ってやりたい」
「3年は アッという間に 過ぎて行く たかが3年 されど3年」

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