人間牧場

〇ウグイスの鳴き声
最近は朝晩と日中の気温差が大きく、少し体に堪えますが、それでもウォーキングの途中で少し負荷をかけて小走りに歩くと、体がポカポカして気持ちのいい朝を迎えています。

 昨日は日本で一番早く東京でソメイヨシノの開花宣言がされてようで、おっつけ私たちの町にも桜前線が近づくものと思われます。桜は開花宣言から1週間もすれば満開を迎えるらしく、今からワクワクしながら桜の花が咲くのを待ちたいと思っています。

 今朝ウォーキング途中にウグイスの鳴き声を聞きました。梅に鶯なのでウグイスが鳴くのは当然ですが、このところ忙しく、耳を澄ませる余裕などなかったので、聞きそびれていましたが、いよいよ楽しみにしていた春の訪れです。

「ホ~ホケキョ 山のどこかで ウグイスが 姿は見えねど 春の音連れ」
「このところ 忙し過ぎて 鳥たちの お喋りさえも 耳に入らず」
「春が来た 寒かったゆえ 待ち遠し 今年はゆっくり 楽しみたいと」

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人間牧場

〇車の汚れ
 昨日、国立大洲青少年交流の家の運営委員会に出かけようと、車庫から自家用車を出して驚きました。車がまるで灰を被ったように白く汚れていました。「こんな汚れた車で走るのは恥ずかしい」と思い、急遽来ていたスーツを脱ぎ、長靴に履き替えて車を洗いました。

 ものの10分ほどでしたが、前日の温かさとは打って変わり昨日の朝は、まるで寒の逆戻りのような寒さで手がしびれるほどでした。どうやら汚れの正体は大陸から風に乗ってやって来た「黄砂」のようでした。加えてこの時期は付近の空き地に生えて咲く菜の花や杉・ヒノキの花粉が飛び交っているようです。

 はるばる海を渡って飛んでくる黄砂も、隣近所から飛んでくる花粉も、小さな飛散のため目には見えませんが、車が汚れるほどの量ですから、人体にも影響がるはずで、花粉アレルギーの孫は、目の付近が赤く腫れ、家族全員が花粉症らしき症状が出ています。春はいいことばかりではないようです。

「花粉症 人間だけかと 思いきや 車も同じ 処方水洗い」
「はるばると 海を渡って 飛んで来た 黄砂で車 汚れ醜く」
「とりあえず 車綺麗に エチケット 今日でも再度 磨きかけたい」
「目に見えぬ 黄砂や花粉 飛んでいる コロナ対策 マスクが頼り」

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人間牧場

〇今朝は新聞が休刊日でした
 私は毎朝午前4時に起きてブログやFacebookを書いたり目を通して、ウォーキングに出ます。最近やっと夜明けが早くなり、懐中電灯に頼らず歩けるようになりました。

 帰宅すると郵便受けに届いた朝刊新聞を取って居間に入り、新聞を広げて読みながらテレビのニュースを見ます。今日は月曜日なのでゴミ出しの日なので、妻が取りまとめたゴミを県道沿いの集積場へ一輪車で出しに出かけ、帰ると朝ご飯の準備ができていました。

 再び妻と会話しながら居間でテレビのニュースを見ましたが、今日は新聞の休刊日でお休みです。最近新聞の休刊日も1ヵ月に1度程度はあるようですが、新聞を読むのが長年の習慣になっているので、今朝はぽっかり穴が開いたようでした。

 はてさて何につけても言えることですが、あればあったで気づかないものの、なくなって初めてその存在の大きさに気づくものも沢山あります。新聞もその一つで、私にとっては今やなくてはならない情報源のひとつなのです。

 

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人間牧場

〇ポケットサイズの小さな本
 私は読書好きと言いながら、若いころから小説のような長い文章は苦手で、どちらかというと詩や短文の方が好きです。若い頃松下幸之助さんが作ったPHPの創刊ころの本を読んで、「青春とは心の若さである・・・」というくだりに納得し、その後もスーパーやコンビニ、本屋、旅先ででPHPの小さな本を買い求め、立ち読み風で読みました。

何気なく買った250円の本

 昨日立ち寄ったスーパーの店先でPHP4月号が目に留まり、250円で買い妻の提げていた買い物かごに入れました。妻が買い物を終え車に持ち帰った本をペラペラめくり、あれこれ読んでいると私の心の中に気づきのヒントが次々生まれては消えました。恐らくこうした無駄とも思える積み重ねが、私のアイディアとなり実践に生かされてきたようです。

 本の表紙に創刊75周年と書かれていました。私の年齢が78歳ですから同じような時代背景をバックに読み継がれてきたものと思われます。この本に松下幸之助人生の言葉として、「初心を思い起こす」が紹介されていました。ふと私の人生の色々な場面が思い出されました。結婚、家の新築、子どもの誕生、転職や異動、退職などなど、その都度初心と思える出来事がありました。もう一度初心を思い出し、再起動したいと改めて思いました。

「何気なく スーパー片隅 目についた PHPの 小さな本買う」
「そう言えば 創刊頃の 本を買う 読んだ記憶が 新たな火種」

 

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人間牧場

〇處淳子さんがやって来ました
 西条市小松に住む處淳子さん親子が、わが煙会所を訪ねてくれました。本当は人間牧場へご案内したかったのですが、下灘隧道までの道路工事で下浜の道が通行止めになっていたので、急遽煙会所に場所を変えました。

 處淳子さんとは、あれこれ出会っていますが、わがブログやFaceBookに登場したのは、2019年9月4日に県公連の研究大会打ち合わせのため県教委の中尾先生と2人で公民館へお邪魔して出会い、2021年3月26日に満開の枝垂れ桜の咲く人間牧場ででした。

 昨日は深くて真剣な話に夢中になって記念写真を取り忘れたため、パソコンのアーカイブス機能で検索し記録を呼び戻して、2枚の写真を用意することができました。處淳子さんも私も若い頃(そんなに昔ではない)の写真です。

昨日處淳子さんは私と同年代のお母さんを伴って見えられました。私と娘さんの話をじっと聞いていたお母さんも娘さんと同様素敵な方でした。處さんのFaceBookによると、わが家を出てから處さん親子は双海町内の閏住の菜の花畑やシーサイド界隈を散策されたようでした。

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人間牧場

〇自生椿の花が咲いています
 わが双海町は北向き地形のため、日本水仙やツワブキとともに藪椿の自生地です。ゆえに家の裏山には沢山の椿の木が、植えた訳でもないのに鳥たちが運んだ椿の実から生えた椿が生い茂り、この時期になると沢山咲いています。

椿の花が今年も沢山咲きました

 菜の花や桜、ツツジのような華やかな花とは違い、濃い緑色の常緑葉っぱの中に埋もれるように咲いているため、花の美しさには気付かず、むしろ地面に落ちている花を見て、頭上を見上げて花の存在に気づく程度です。

 椿の花が終わるとピンポン玉大の実を付けます。その実を丹念に拾い集めて蒸すと椿油が取れますが、椿油は美容用や食油としても使える高級品ながら手間暇かかるため、余りやる人はいないようですが、私はいつの日か作ってみたいと密かに思っています。

 椿の花はメジロの大好物です。よ~く見ていると静かに飛んで来て、口ばしを椿の花の中に差し込んで花の蜜を吸っているのです。恐らく蜜蜂たちは椿の蜜を狙わないでしょうが、私は狙っています。

「この花を 見るのは世界で 私だけ そんな思いで 椿に見入る」
「目立たぬが 濃い緑色 葉っぱつけ 赤い可憐な 藪椿の花」
「ひっ切りに メジロ数匹 やって来て 口ばし差し込み 椿蜜吸う」
「地面には 役目を終えた 赤い花 無数に落ちて 上を見上げる」

 

 

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人間牧場

〇翠小学校の骨組み模型(こぼれ話2)
 県内の木造校、名のある設計者が設計した八幡浜市日土小学校が有名ですが、私の町の翠小学校は誰が設計したかも分からない建築物です。ゆえに知名度はそんなにありません。

学校の柱材骨組み模型
長くて広い廊下

 ゆえに参観デーなどを設けている日土小学校と違い、見学者には日常的にオープンで、私などは町内に視察者が来る度に、校長先生に許しを得て見せてもらっています。職員室横のランチルームの隅に翠小学校の木造骨材の様子が一目で分かる、模型が置かれています。

 この模型を見る度に、100年前の新築当時の大工さんたちのノミとカンナと鋸と釘を使った、大工作業の高らかな音が聞こえて来るようです。何本の柱や板を使ったのでしょう。これぞ匠の生きざまなのです。

「部屋の隅 置かれた模型 気が遠く なるほどの骨材 校舎の骨組み」
「木の癖を 知り尽くした 大工さん 木組み癖組み 匠の技で」
「100年も 前に建てられ 100年間 代々大事に 使った校舎」
「名もなきが ゆえに価値ある こともある 大事にしたい 一周遅れ」

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人間牧場

〇日本ラン・キンリョウヘンの棚掃除
 ネットの情報によると、南の九州地方では早くも日本蜜蜂の分蜂が始まったようです。私の住んでいる四国では北国に比べ温かいといっても、まだ桜のつぼみも固く、蜜蜂の分蜂はまだまだ先のことですが、そろそろ準備を始めなければなりません。

綺麗に掃除をしたキンリョウヘンの盆培棚とキンリョウヘン

 これまでは蜜蜂の誘因に欠かせない、日本ランキンリョウヘンの花を早く咲かせるために冬場ビニールハウスに取り込んでいましたが、最近蜜蜂に興味を示し始めた長男息子の話では、余り無理をして花を早く咲かせても、分蜂にはそれほど効果がないというので、この冬は結局欄の取り込みを止めました。

 それでも少し気になって落ち葉が積もったキンリョウヘンを置いている家の裏の盆培棚のキンリョウヘンを全て地上に下ろし、植木鉢の草を引いたりしながら棚の大掃除を2時間ばかりかけて行い、すっかり奇麗になりました。今年は蜜蜂の巣から蜂蜜を採ったあと、巣をお湯で温めて溶かし、蜜蝋を作ったようです。日本蜜蜂の蜜蝋は買えば高く希少価値がありますが、わが家ではどうにか自給が出来るようになりました。

「蜜蜂の 分蜂ニュース 九州じゃ 早くも始まり ワクワクし始め」
「分蜂の 手助けするラン キンリョウヘン そろそろ準備 そわそわし始め」
「1鉢を 貰って増やした キンリョウヘン 今では沢山 増えて嬉しい」
「わが息子 何かにつけて 口を出す 親子で意見 違って困る」

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人間牧場

〇今年も子ども教室が「やっと」終わりました
 新型コロナに翻弄された子ども教室の一年が、いや3年が「やっと」終わりました。「やっと」という表現は悪い意味ではなく、思い通りに出来ない少しじれったい感じの言葉です。


(子ども達意も頑張りました)


(ジュニアリーダーも頑張ってくれました)

それでも今年も、全員の注意と努力で、新型コロナに感染することもなく怪我もなく、また多くの成果を得て乗り切れたことを喜びたいと思います。特に今年はジュニアリーダー会の活躍が目覚ましく、各方面で注目を集めました。

 また恒例のハイキングも事前にスタッフで曳坂の草刈りをして、翠小学校から、双海町出身の中尾先生が校長をしている佐礼谷小学校まで、歩いて行くことができました。山吹御前の歴史を辿ることができてとても充実していました。

 過去ばかりが増えて未来の少なくなった私たちのやるべきことは、未来を託す子どもたちを、強くたくましく育てることだと思い、あれこれ考えてやっていますが、成果も見え始めています。あともう少し頑張りましょうか。

「この3年 新型コロナに 立ち向かい やっとここまで たどり着いたよ」
「過去ばかり 増えて未来が 細り行く だからやるべき ことをきっちり」
「今年は 佐礼谷までの 道のりを 歩いてテクテク ハイキング出来た」
「中・高・大 みんなそれぞれ よくやった 褒めてやりたい 今年の活動」

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人間牧場

〇郷土料理「さつま汁」
 私たちの地方には色々な郷土料理があります。中でもさつま汁は、小骨の多いコノシロやエソなどの魚が手に入った時作りますが、今回は子ども体験塾の子どもたちが、炭火焼きした立派な鯛の身をほぐして作りました。

 ほぐした身をすり鉢に入れてスリコギで丹念にすりつぶし、麦味噌を入れてさらにすり身と混ぜ合わせ、程よくなったところで、ガスバーナーで少し焦げ目がつくほど焼いて香ばしくして、ゆっくり出汁を加えながら混ぜ合わせます。

 そこへ細かく刻んだネギやコンニャク、それにみかんの皮の千切り、ゴマなどの薬味を入れて出来上がったら、あらかじめ炊いた麦ごはんを茶碗によそい、上からぶっかけて食べるのです。指導してくれたのは漁協女性部と婦人会、更生保護女性会の皆さんでした。

 子どもたちも調理実習の最初は半信半疑でしたが、普段は捨てるみかんの皮を薬味として使う珍しさもあり、食べてみて美味しんのにビックリしながら、中には3杯もお替りする子どももいて大喜びでした。美食・飽食の時代故、折に触れ子どもたちに、こんな郷土料理を体験させてやりたいものです。

「さつま汁 郷土料理に 欠かせない おばさんたちの 指導で体験」
「鯛を焼き 身をほぐしつつ すり鉢で 味噌を加えて スリコギ使い」
「みかん皮 普通は捨てる 物なのに 千切りにして 薬味に使う」
「3杯も 笑顔でお替り する子ども 日ごろは美食 物珍しく」

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