人間牧場

〇信じる者は騙される
 私たちが若い頃は「信じる者は救われる」とよく言われていました。人を信じることの大切は今も昔も変わらないと思っていますが、ことデジタル社会ではどうもそうではないようで、デジタルは相手が目に見えないだけに、フェイクニュースや詐欺まがいの出来事もネット上に氾濫して、どこまで本当か、信じていいものなのかどうか判断が難しいようです。

 私のパソコンには連日のようにお友だちリクエストが届きます。中には外国人の方もいてはてお友だち承認していいものかどうか、判断に迷うことがあります。うっかり女性だからと油断して承認すると、「私は日本に住んでいましたが、今は○○国に住んで癌の治療を受けています。私には5億円の資産があり、ボランティアをしているあなたに全てを譲りたいと思います」

「手続きに必要なのであなたの取引銀行名と口座番号をお知らせください。なお手続きには数十万かかかりますが、5億円の資産を譲りますの何の問題もありません。体調のこともあり急いでいます。」とまあこんなメッセンジャーメールが次々届くのです。お金のない貧乏な私にとって、お金は欲しいもののこんな濡れ手に粟な美味しい話などあるはずがありません。

 可笑しいと思い無視すると督促メールが次々と送られてきますがいやはや驚きです。聞くところによれば騙された人もいるようで、毎日の事件事故を知らせる新聞欄には、警察署に出した被害届が枚挙にいとまがないほどです。認知症予防のため私のような高齢者がパソコンを使うことはいいことなのですが、騙されやすい人を信じることしか知らない高齢者は要注意です。

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人間牧場

◯蜜蜂巣箱の大掃除
 わが家の庭裏には8個ばかり蜜蜂の巣箱を置いています。例年だと2〜3個の巣箱に蜜蜂が営巣し、その巣から蜂蜜を採集して楽しんでいますが、今年は息子か越冬巣を確保したため、相次いで巣箱に蜜蜂が入居し、ざっとその数6箱も入居したのですから驚きと同時に得意になってワクワクしています。

蜜蜂の巣箱の掃除と継ぎ箱のお増設

 しかしスムシやスズメバチの被害から守るためには、その巣箱を概ね一週間おきに掃除をしてしたり、朝晩見回りをするなどそれ相応の努力が必要なのです。ただでさえ忙しい私と息子にとっては、嬉しい反面きつい仕事となりそうです。今日息子と2人で巣箱の掃除をしたり、継ぎ箱といって、巣箱を重箱状に増やす作業をしました。

 蜂に刺されないよう頭からスッポリ虫よけ頭巾をかぶり、厚手の手袋をはめて作業をしますが、蜜蜂たちは蜂蜜を横取りされると勘違いして騒ぎ始め、攻撃を仕掛けてきますが、最初は怖かったこの作業も電動ブロアーで蜂を吹き飛ばして作業するなど慣れて、蜂に刺されることもなく作業を行なうことが出来ました。

「越冬の 巣箱のお陰 順調に 蜜蜂入居 ワクワク気分」
「入ったら 入ったで世話大変 掃除をしたり 継ぎ箱設置」
「今年から 息子が指図 私は従 役割逆転 息子言うまま」
「6箱も 入居は今まで 例がない さてさてこれから 作業小まめに」

 

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人間牧場

〇ウナギを拾って帰った中2の孫
 昨日の夕方同居している中2の孫奏心が、ウナギを一匹拾って帰ってきました。聞くところによると朝登校中道で10㎝ほどの小さなウナギを拾ったそうです。急いで学校に持って行き、先生隊のご配慮で理科室の小さな水槽に水を入れてもらい、どうにか死ぬのを防ぎ持ち帰ったようです。

 

 帰ると少し興奮気味にウナギとの出会い顛末を話してくれました。ウナギと言ってもかば焼きにするほど大きなものではなく、昨晩はポリバケツに泳がせ、ウッドデッキで一夜を過ごさせてようです。さてどうするか?。最近まで金魚を飼っていた小さな水槽があるので中で泳がせ、当分は玄関先で飼うようです。

 ウナギは蜜蜂と同じようにまだ解明されていない謎の部分が多い魚ですが、孫奏心は早速手持ちのタブレットで、ウナギの飼い方や餌のやり方などを調べているようでした。玄関先でまたまた面白い実験が孫の手によって始まりそうです。ワクワク・ドキドキの始まりです。

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人間牧場

〇テレビのニュースに孫娘と出ました
 先日のほたる祭りがテレビ愛媛8チャンネルで放映がありました。かつては運営側でお天気や人集めに何かと気を揉んだりしましたが、今は一市民として参加するだけなので、家族同伴で気楽な参加です。

 その当日の模様がテレビ愛媛8チャンネルの夕方ニュースで放映されたため、あいにく忙しく別の所用があり見逃してしまいましたが、幸い妻がビデオ録画してくれていたので、昨晩再生して見ました。

 あの日のイベントの帰りに、テレビ局の人にいきなり呼び止められ、感想をとマイクとカメラを向けられました。関係者でもないので孫娘と私は通り一遍の返事をしてしまいましたが、その様子はカットされることもなく放映されました。

 私は最近も和牛というお笑いコンビの水田さんとシーサイド公園や夕日を案内してテレビに出たばかりですが、孫娘は恐らくこれが最初のテレビデビューのようで、「テレビに出る」とはしゃいでいました。

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人間牧場

〇人間牧場から見える島々
 先日人間牧場で開催した子ども体験塾で、集まった子どもたちに「人間牧場から見える島々の名前を憶えてもらおう」と発案があり、その役目をこの春から森田館長の後任で公民館長に就任した奥村さんにその図面政策を依頼しました。

 奥村さんは元中学校の先生なので、早速1~2度人間牧場へカメラを提げてやって来て、私が知っている島の名前を「あれが八島で、こちらが二神島と説明してあげました。館長さんは早速それをA3の裏表に絵を画き島の名前を入れたパンフレットを作ってくれました。

 当日は少し小高い所まで子どもたちを連れて行き、沖合を指さしながら子どもたちに説明してくれました。これまで子ども体験塾は20年に渡って開催して来ましたが、口で私が毎回のように説明していましたが、子どもたちの耳には定着しなかったようで、一気に覚えてくれる条件が整いました。

島を見ながら説明する奥村館長さん
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人間牧場

〇右足の軽い痛みは肉離れかも?
 4~5日前朝起きると、右足のふくらはぎに痛みを覚えました。前日まで人間牧場の梅園で青梅の収穫をしてかなり疲れてはいましたが、足を怪我したりひねった記憶はないのに、立って歩いてみると歩く度に傷みが走るのです。

軽い肉離れと思われる症状

 それでも毎朝のウォーキングを休みたくないので、続けていましたが痛みは一向に減りませんでした。妻に頼んで置き薬箱の湿布を2枚張って貰いましたが、根っからの働き者?ゆえ、畑の草を引いたり、玉ねぎの収穫などの農作業をするうち右足のことすら忘れるほどの忙しさでした。

 今朝も雨の上がった屋外に出てウォーキングしましたが、少し快方に向かって左程痛まなくなっていてホッとしました。妻は「近くの診療所で診てもらうよう」勧められましたが、何とか自然治癒力で快方に向かっているようです。

 年齢を重ねると、その時は何ともなくても、2~3日後に疲れが出てくると妻に言われていますが、その通りだと自分の年齢を実感しました。「無理は禁物」、「油断大敵」、「注意一秒怪我一生」「歳相応」、色々な言葉が頭をよぎりました。

「朝起きて 立つと右足 激痛が 青梅収穫 無理がたたった」
「前日は 何ともなかった 明くる日に 歳のせいだと 笑って湿布」
「病名を 自分勝手に つけました 肉離れなら 静養すれば」
「お陰様 5日目にして 痛み取れ 日常戻り 違和感もなく」

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人間牧場

〇今朝は大きな青大将蛇に出会いました
 今日は前日の天気予報によると、朝から一日中雨で外の仕事ができない模様だったので、昨日の夜急な思い付きで引き抜いていた玉ねぎを雨に濡らさないようにしようと、妻に頼んで手伝ってもらい、懐中電灯の明かりを頼りに何とか倉庫へ運び入れ難を免れました。

 近頃の天気予報はよく当たり、今朝は起床した午前4時には外を濡らす雨音が聞こえていました。予定通りブログを書き終え、長靴を履いて傘を差しいつものようにウォーキングに出かけました。途中で少し太めで長めの青大将とと思われる蛇に遭遇しビックリしましたが、朝蛇に会うと縁起がいいという言葉通りいいことに出会いました。

 まず一つは人形作家の林さんがわが家へ見えられ、頼んでいた双海の昔の暮らしを人形で表現出来ないか相談したところ、心良く引き受けてもらい、私の念願の海の資料館に「昔の漁村の暮らし」を展示するプロジェクトのスタートすることが出来ました。

 また締め切りが間近に迫った2本の原稿を粗方書き上げました。今晩は新型コロナの影響で2年間遠ざかっていた私が代表を務める双海史談会の総会をリアルで開く予定で、新たなスタートが切れそうです。

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人間牧場

〇卯の花の匂う頃
 蜜蜂を飼うようになって10年が過ぎました。最近は私の後を継いだ息子が、まるで私の飼い方が間違っていたかのように、新しい重箱型の巣箱を作ってあれこれやっていますが、蜜蜂たちは蜜源となる花を求めて周囲1キロまで飛んで行きせっせと蜜を集めて来るのです、

 この時期はミカンの花の時期も終わり一段落したようなのに、蜜蜂たちは本能的な能力で花の在処をさがして飛び回っているものと思われます。道端に真っ白い卯の花が咲いて綺麗です。子どもの頃口ずさんだ「♯卯の花の匂う垣根にホトトギス早も来鳴きて忍び寝漏らす夏空は来ぬ♭」を思い出しました。卯の花に蜜があるのかどうか知る由もありません。

 人それぞれ花の好みが違います。近所の人が田んぼをつぶしてバラやショウブの花を沢山植えていて、通りすがりに遠目で見ながら歩きますが、卯の花のような自然の花に心を動かせるような人は少ないようです。私は卯の花のように雑草まがいの自然の花が好きで、山道に車を止めて卯の花を見たり写真に撮っていると、地元の人が怪訝そうな顔をして、「何をしているのですか?」とわざわざ車を止めて声をかけてくれました。

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人間牧場

〇「あっ、二宮金次郎先生だ」
 昨日の夕方松山に住む5歳の孫娘が、お父さんに連れられてほたる祭りにやって来ました。ホタルを見るのは初めてとあって目をパチクリしながら、学校校舎や屋台出店などあれこれ見学しました。

「あっ、二宮金蔵先生だ」

 翠小学校の校庭に立っている二宮金次郎の像を見て、「あっ二宮金次郎先生だ」といきなり言うのでびっくりしました。息子の話によると孫娘が通っている幼稚園には二宮金次郎の銅像があるとのこと、そして常々二宮金次郎の話が出るそうです。

 小学校ならいざ知らず、幼稚園に二宮金次郎の銅像があるなんて余り聞いたことがないので驚きました。二宮金次郎は①至誠、②勤勉、③分度、④推譲の4つのことを生きる上で大切だと説いています。幼少の頃からこの教えを人間教育の基本に生かしていることは素晴らしいと思いました。

 かく言う私も小学校2年生の時学校校庭に立ちっていた二宮金次郎が読んでいる本に何と書いているか見たくて台座に登り、校長先生に見つかりお仕置きの正座を校長室で受けた苦い経験を持っています。それにしても「宮金次郎の銅像を見て、「あっ、二宮金次郎先生だ」とは大いに驚きました。

 

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人間牧場

〇ツバメは大安に巣立つって本当?
 わが家へは、毎年のように春の訪れとともに南の国からツバメがやって来て、親鳥は家の入口の車庫内蛍光灯の上にせっせと口にくわえて土を運び巣繕いをして卵を産みます。少し高い所なので卵を何個産んだか分かりませんが、そのうち雛が孵って、親鳥が餌を運んで帰る度に大きな口を一斉に開けて餌をねだる姿から、今年生まれた雛はどうやら5匹でした。

ツバメが目出度く大安に巣立ちました

 車庫内に営巣されて困るのは私の自家用車のボンネットの上に糞を沢山落とすことです。シャッターを締めれば子育ては出来ないので、ボンネットの上にブルーシートを被せて糞が直接落ちるのを防いでいますが、辺り構わずするので、糞に多少憤慨をしています。先日も急用を思い出し自家用車で出かけようとして、糞に気づき大慌てしました。

 これまでの経験だと6月に入りそろそろ巣立ちするだろうと日めくりカレンダーを見ました。「ツバメは大安に巣立つ?」と聞いていましたが、昨日6月2日は大安でした。見事に予想が的中し、一斉に巣立ったようですが、少しの間はまだ野外での暮らしに慣れていないため、今夜は2羽だけ巣に戻っていました。ツバメは字も読めないのに何故暦の大安を知っているのでしょう?。世の中には不思議なことが沢山あるようです。

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