〇草刈り途中に見つけたムカデ花と呼ぶオレンジ色の花
こう雨が長く続くと、畑に入るとぬかるむので入れず。雨の小降りになったのを見計らって家の裏や畑の隅の草を刈っていますが、人間牧場や港の見える丘の草丈の伸びも気になって仕方がありません。
このところの草刈りの途中、草の中にホタルブクロや野生のミントなどが目につき思わず見とれたり、それらを可哀想だからと刈らずに通りすがったりしますが、植物学者牧野富太郎博士が「雑草という名の草はない」と言ったように、雑草として刈り取ることに多少心が痛むのも事実です。
それでも、それらの草花を愛で過ぎると草刈り作業が遅々として進まず、結局は草刈りの方に心が動き刈り取ってしまうのです。それでも昨日は名前も分からず子どもの頃からムカデ花と呼んでいるオレンジ色の花を4~5輪摘んで、一輪挿しに活け、食卓の上に置きました。野の花ゆえに派手やかさはありませんが、趣のある風情でした。
「草刈の 途中で見つけた 野の花を 雑草ともども 刈るのためらう」
「草刈り機 エンジン止めて 野の花に 見とれる私 心が豊か」
「切り取った オレンジ色の 花4~5輪 一輪差しに 活けて食卓」
「今日も雨 明日も雨だと 予報では 言ってるけれど 出来ることする」