〇懐かしいサイコロ
机の中を整理していると、子どもの頃よく遊んだスゴロクという遊びに使っていた小さなサイコロが出てきました。普通サイコロは6面に1・2・4・8・16・32の数字が刻まれていますが、このサイコロは何故か1がなく、2・4・8・16・32・64のようでした。
早速机の上で辺り構わず転がしてみましたが、昨日は何故か2の数字が多く出て、何かいいことありそうな予感を感じました。しかし残念なことに昨日は朝起きてから寝るまで期待したいいことは起こりませんでした。強いて挙げれば笑いこともなかったのですから良しとしたいと思いました。
それにしても私たちの暮らしはいつの間にか数字に取り囲まれて生きています。電話番号も、お金の引き出しも、また毎日使っているパソコンもピン番号を入力しないと起動しないのです。自分の生まれた日が10月3日、長女が生まれた日が2月26日ゆえ、忘れないようこの番号をもじって使っています。
さすがに事年になると記憶力が減退し、数字を覚えることは困難だし、折角覚えている数字も思い出すことも時間がかかるようになりました。悲しいことではありますが、これも人間の嵯峨だと思って数字知つき合って行きたいと思います。
「懐かしい サイコロ机 引き出しに 遊び心で 転がしてみる」
「1でなく 2から始まる サイコロも 合計すると 126なる」
「気がつけば 自分の暮らし 数字にて 管理されてる 覚えきれない」
「少しだけ 数字の訓練 認知症 遅らすように やってみようか」