人間牧場

〇今朝はいきなりの蜂玉に驚きました
 今朝ウォーキングを終えて朝食を摂っていると、長男息子が「お父さん早く早く」と私を呼びに来ました。一緒に先月入居が確認されたドングリの家の軒先に行ってみると、置いている蜜蜂の巣箱の前に、それは綺麗な「蜂玉」がぶら下がっていました。

 息子はこれから中山十彩会のヒマワリの植え付けに行くらしく、その処理を任されました。任されても困るのは私です。早速雨合羽の上下を着て厚手の手袋をはめ、専用の防虫ネットを被り完全防備をして、巣箱の片方にレンガを敷いて傾け、波型ビニールを斜めに置いて両手で優しく、しかも素早く落としました。

 寝耳に水の蜂たちは蜂球を崩され大騒ぎで、私の回りを飛び交いましたが、殆ど犠牲の蜂を出すこともなく、作戦は大成功で蜜蜂の殆どは5~6分もすれば巣箱の中に入りおとなしくなりました。刺されると大変なことになる蜂球の中へ両手を突っ込んで作業をするのはまさにハラハラ、ドキドキでした。

 これも養蜂を始めて10年で習得した「蜂は愛情を持てば刺さない」という蜜蜂の師匠井上登さんのご指導の賜物です。蜂たちはその後巣箱に入り何事もなかったようにせっせと蜂蜜を集めに飛び交っていました。これで一段落ですが、もう2つか3つの巣箱に分蜂して入居することを目論んでいますが、人間の世界でも四国4県の空き家率が高い地域なので、ましてや蜜蜂の世界ゆえ中々のようです。

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人間牧場

〇あっホタルだ!!
 さっき午後8時30分頃、ジュニアリーダー会から帰った孫奏心が、玄関の戸を開けるなり、「おじいちゃん、おばあちゃん、ホタルが家の前を飛んでいる。早く早く!!」と大声で呼びました。

 夕食を終えてテレビを見ながらくつろいでいましたが、その声に反応し玄関先に出てみると、1匹のホタルが塀の屋根に留まって光っていました。「写真を撮ろう」と言いましたが、暗闇で光るホタルを写真に撮るのは難しいと、断念しました。

 恐らくわが家でホタルを見たこれまでの年では最も早い日の発見でした。少し長い時間孫奏心と私たち夫婦の3人で鑑賞しましたが、やがてホタルは光を発しながら空へ舞い上がり姿を消しました。孫奏心が「おじいちゃんブログのネタが増えたね」とからかわれました。

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〇新年度のスタート
 今年も子ども教室の活動がスタートしました。これまでは公民館主事の出海さんが事務局を担っていましたが、人事異動で危機管理課へ転勤になり、2年目の奥村公民館長さんと谷崎公民館主事さんが引き継いだので、昨日私設公民館煙会所で間近5月25日に迫った子ども体験塾の開講式や第一回目のプログラムについて熟議を行いました。

 今年も町内各小学校から20人を超える申し込みがあるようで、気を引き締めて子どもたちを安全にしかもワクワク・ドキドキ・ジーンとするような運営を心掛けたいと思います。大枠は開講式やジャガイモの話などをした後、2月に植えているジャガイモの収穫体験とピザやジャガイモ料理で昼食、それに今年は徳島県佐那河内村の佐那人のライブを楽しんだ後、サツマイモの苗を植える予定です。

 まるでエンドレステープのようにこの20年間多くの人の多くの人の協力を得て開いてきましたが、その成果はジュニアリーダ会へと引き継がれ、注目を集める活動に成長しています。子ども時代にこうしたふるさと活動を経験した子どもたちは大きくなってからも、地域活動に参加して豊かな人生を送れるようなので、今年も手を抜かずしっかりと取り組みたいと、館長さんや主事さんと微細にわたって打ち合わせを行いました。

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〇漁網を使ったゴーヤの垣作り
 わが家の畑には、夏野菜を色々植えていますが、ツル性の物もかなりあり、山芋、キューリ、ツルありインゲン、ゴーヤなどは鉄製や木の杭を打ち込み横岳を縛って、支柱を立て網を張って作物のツルを這わせる準備をしなければなりません。

 これが意外と厄介で手間がかかります。普通の人は市販の目の粗い網を使いますが、私は漁師さんから貰った網を用途に合わせて使い分けています。今日は定植して伸び始めたゴーヤの垣を作るため、鉄柱打ち込み、網用意、横竹縛り、偽竹立てなどの一連の作業をしました。

 1時間ほどかかって自分の満足いくそれなりの垣が出来上がりました。スマホカメラで出来栄えを撮影しましたが、妻に見せると「お父さんも器用ねえ」と褒めてくれ、少しだけ悦に入りました。明日はピーマンとナスの支柱立て、とスイカの敷きわら準備とあれ頃の農作業を急ピッチで進めます。

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〇NHKBSテレビで放映
 今日所用で松山へ行きました。とある店先で店内のテレビを何気なく見ていると、芸人の六角さんが呑み鉄という番組で予讃線海岸周りを紹介していました。その番組を最後まで」見ることが出来なかったので、家に電話し若嫁にその番組の録画を頼みました。

 夕方遅く家に帰ってからその番組の録画を見ましたが、気付くのが遅れ肝心の双海町部分は録画する前だったようです。私の家の直ぐ近くにJR予讃線が走っています。そして家から見える長い鉄橋を列車が走る姿は絵になる光景で、色々な番組で紹介されています。

 今回のテレビ番組でも長い鉄橋を走る各駅停車の気動車が走っていている姿が映し出されてようで、「全国の仲間から双海町の予讃線海岸周りの映像が流れ、私の顔を思い出した」とコメントの書き込みがありました。

 

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〇藤二題
 双海町の海岸線に藤の花が楽しめる場所が2か所あります。一ヵ所は富貴の浜の国道378号線沿いです。元々は近くに住む尾崎さんという熱心な方が花づくりをやって藤の花や桜の花などを育てていましたが、漏れ聞けば高齢になったため高齢者施設へ入所されてようです。

 国道とJR予讃線が並行して走っていて、特に伊予灘ものがたりという観光列車を入れて写真を撮ると絵になる光景でした。今年も何度か前を通りましたが、白藤が綺麗に咲く今頃は圧巻です。もう一ヵ所は閏住の菜の花畑の近くにあるくじらというお店の横です。元々は尾崎さんの手ほどきで植え育てた紫色の藤ですが、今が見ごろで甘い香りを漂わせて咲いています。

 くじらというお店は私の実の妹木下みゆきが20年前に始めた海産物のお店でした。昨年秋にお店をリニュアールして息子夫婦が経営を引き継いでいますが、藤棚の下のベンチに座って海を眺めながらたこ焼きやソフトクリームを食べる人も多く、人気のスポットとなっています。菜の花に替わって垂れ下がった藤の花が旅人の心を癒しているようです。

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〇叔母の門欄投稿記事
 私と1歳しか違わない叔母が町内に住んでいます。子ども心に一緒の家に住んでいた叔母の存在が気になって仕方がありませんでした。親父は12人兄弟の長男、叔母は12人目の末っ子でした。親の子どもと長男の子どもが同年齢でしかも同居していたのですから、私が「不思議がる」のは無理からぬことです。

 貧乏家庭ゆえ叔母は中学校を卒業すると姉が大阪で傘製造業をしていたので、そこで働いたのち、親父の船に乗っていた漁師さんと結婚し、幸せな家庭を築いていましたがその夫に先立たれ、今は息子と下灘に住んでいます。その叔母は地元紙愛媛新聞のてかがみ欄や投稿門欄に時々投稿しているので、よく読んだり切り抜いたりしています。

 2~3日前の新聞に「日本でも尊厳死の選択肢を」という、少し格調の高い記事が載っていました。書かれている叔父の家庭の内情をしているだけに、読み返しながら少し目が潤んできました。内容はこの木ぞを読めば分かるので、コメントを控えますが、義務教育だけでさしたる学歴もない叔母が一体どんな方法でこんな記事を書けるようになったのか、本人のみぞ知る努力のたまものだといつも感心して読んでいる今日この頃です。

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〇この2日間ひたすら針仕事
 今年のゴールデンウィーク連休中にやりたいことで、海の資料館海舟館にどうしても欲しいと常々思っていた、魚見小屋の模型とこの小屋で昔振っていた大ザイ、巾着網に使っていた中ザイ、小ザイ、それに魚見小屋の屋根で大ザイを振っていた人形を、人形作家の林さんに頼むべくミニチュア大ザイを含めた一対4組、計8本を作る計画でした。

 材料を揃え、道具類の制作からザイに布を縫いつける針仕事まで、手間と根気がいる作業でしたが、煙会所に一人籠り慣れない手作業を根気を入れて行った結果、自分では満足の行くザイがやっと出来上がりました。今日作ったミニチュア大ザイは7日にわが家へやって来る林さんに手渡す予定です。

 親父が70歳で漁師を止め陸に上がってから作った、大小無数の木造和船の模型造りから端を発し、それらの作品を置くため倉庫を改造して海の資料館海舟館をオープンさせたのは今から20年も前の親父が元気だったころでした。97歳で亡くなった後親父から私が引き継ぎ、加えて昨年の今頃「100体の人形が語り昔の漁村の暮らし」を思いつき、その余勢をかって人形作家林さんと更なる高みを目指して100体を200体にするとんでもないことを思いつきチャレンジしています。ワクワク・ドキドキ・ジーンが止まりません。

 

 

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〇連休は妻と二人で庭の草引き
 自称貧乏人なのに家の敷地だけは隣接する家庭菜園、果樹園を合わせると660坪もある広さなので、この時期は草との戦いです。せめて中庭だけでも息子家族に庭の草引きを任せたいと、同居を始めた時に話し合いで取り決めました。

 私の持ち場は長さ100m以上、高さ2m~3mもある石垣の草取りと、同じ長さと高さの斜面草刈りと菜園の手入れです。残りの庭は妻が受け持っていますが、まあ殆どは私の仕事と言っても過言ではありません。

 ところが、息子は仕事、若嫁も仕事、孫2人も部活で、中庭の草取りが遅れ気味で、連休中も期待できないため、最近仕事を辞めた妻と2人で今日は手助けをすることになりました。私は別の用事があったのですが、妻が目の病気療養中につき、私が手助けしなければならないため、私が加勢することになりました。

 ところが今朝ウォーキング中につまずいて転び利き腕の手の甲と脛に傷を負ってしまいました。しかしそんなことを言ってはおれず、右手に軍手をはめ、その上に厚手のゴム手袋を入れてとりあえず手伝いましたが、難儀難儀でした。

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〇雨上がりの朝
 今朝もいつものように早朝ウォーキングをして自宅へ帰りました。いつも見る何気ない庭の風景ですが、ふと目をやると、家の入り口付近に植えている枝垂れ緋モミジの葉っぱが昨日の雨と夜露に濡れて、昇った朝日に輝き始めました。


 夜露の粒が葉先に溜まって、まるでイルミネーションのように輝いて見えました。小さいのでスマホのカメラでは上手く撮れませんでしたが、こんなささやかな美しさに心を動かせ、「綺麗だ」と心静かに思えるのも、少し心の余裕が出来たからかもと思ったりしました。

 妻が目の病気にかかり急遽退職をしたり、48年間の長きにわたり務めた金融広報アドバイザーを昨年度末で辞めたことなどなど、私のとっては小さいながらも多きな変化がありますが、これからは少し意の向くままの穏やかな人生を過ごしたいと、光り輝く水滴を見て思いを巡らせました。

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