人間牧場

臆目もなくアーテストの前でハーモニカを吹いた私
 私は「通知表の音楽は2」なので、子どもの頃から音楽が苦手でした。ところが中学校1年になって西岡先生が担任になると、それまで使わに時は鍵をかけて生徒に触らせないようにしていたピアノを弾かせてくれたり、ハーモニカを吹くよう勧めてくれたため、音楽が好きになり、9科目で臨んだ高校の入学試験では音楽の成績が良く、5科目の劣勢を挽回するほど得点し、見事合格しました。

 子どもの頃ハーモニカとジョン万次郎の生涯という本を、今の人間牧場の裏にある大きなヤマモモの樹に登って吹いたり読んだりして過ごしましたが、県立宇和島水産高校の実習船愛媛丸で遠洋航海に出かけた時は使い古しのハーモニカを携行し、下手糞ながら実習の合間に吹いていました。その後卒業してハーモニカも万次郎の生涯という本もどこへ置いたのか行き方知れずとなっていました。

 ところが人間牧場を造る時、ヤマモモの根元の空洞で、ハーモニカとそのの本が見つかりました。ハーモニカは錆びて土に還り、本も背表紙だけになっていましたが、大いに驚きました。その後末の息子が大学を卒業して就職する時、自分の部屋を片付ける時自分が使っていたハーモニカが見つかりゴミ箱に捨てようとしました。私に欲しいと頼みお湯につけて綺麗に掃除をして吹いてみました。何年振りかのハーモニカは懐かしい音でした。

 以来位置に5分程度の練習が実を結び、今では下手糞ながら250曲も吹けるようになったのですから驚きです。昨日は夕日を観る会でした。持参したハーモニカでアーティストを前に臆目もなくハーモニカで「赤とんぼ」という曲を吹いて大喝采を浴びました。恥ずかしい気持ちでしたが何とかでした。私はこれまでNHK「列島1万2千キロの旅」やNHKラジオ深夜便「心の時代」で二夜連続出演してハーモニカを吹いています。恥ずかしい限りです。

[ この記事をシェアする ]