〇春といえば・・・
「春」といえば何といっても桜です。気の早い日本人の性格に合わせるように、各地では一足早く咲く河津桜のような品種もあって話題をさらいますが、桜で一番多いのはやはり吉野桜で、日本の各地には桜の名所が沢山あります。
かくいう双海町にも潮風ふれあい公園の千人塚池周辺から見下ろす桜も、地元紙の「桜新聞」で紹介されるとっておきの名所があります。そんな艶やかな花に目を奪われがちですが、毎朝歩く道沿いには地味で誰も見ずに通りすがりますが、ちょっとした気配りをすると季節を楽しむことが出来るようです。
今朝草むらの中につくしを見つけました。つくし=卵とじ何て考える野暮な人間の心を捨てて、「春の訪れ」だと思えばまた趣があります。また周辺には白い野イチゴの花がいっぱい咲いて、春ならではの景色を感じることが出来ます。私は私なりに笑売啖呵にして楽しんでいます。
「道端に つくしが一本 生えている 自然の雨風 だけで育って」
「藪椿 ウグイス蜜を 吸いに来る お礼に一声 ホ-ホケキョ鳴く」
「野イチゴの 白い花びら 無数咲く やがて真っ赤な 実がなり彩る」
「道端の つくしや野イチゴ 見向きせず 通り過ぎられ 私だけでも」