〇芋けんぴ
私たちが子どもの頃は、冬になると毎日のように家の床下に保存していたサツマイモをまるで常食のように食べていました。ゆえに「また芋か」と思ったり、田舎ゆえのダサい食べ物としか思いませんでした。
ところが時代が変わるとサツマイモは健康食品として見直され、天ぷらや干芋のひがしやまや、芋けんぴはお土産として売られるほどになりました。先日高知へ日帰りの旅に出かけた折、高知が特産の芋けんぴが目に留まり買って帰りおやつ代わりに食べています。
歯が丈夫でないと食べるのは難しいようですが、私はまだ噛めるので湿らないよう口に封をして一回4~5本と決めてテレビを見ながら食べています。芋類の難点は食べ過ぎると屁が出るようで、よく行儀が悪いと叱られたものです。それもこれも懐かしい思い出です。