人間牧場

〇息子と草刈り機

 これまで殆ど私だけの専有物だったチェンソーや草刈り機、耕運機などの機械類を、長男息子使い方も知らないまま丸かじりで時々使うようになりました。機械類は便利な反面危険も伴うので、心して使うよう注意をしていますが、傍から見ると慣れていないので危なかしい感じがしています。それでもいつもついて見ることができないので、そろそろ一人立ちのようです。

息子が持ち帰った草刈り機

 わが家には草刈り機が2台あります。もっぱら使うのは1台で、息子は中山十彩会のメンバーとヒマワリやコスモス、トウモロコシなどを作っていますが、その度私愛用の草刈り機を持って行ってしまうので、息子専用の草刈り機が欲しいと思っていました。設計の仕事をしている息子は現在西条の現場を担当しているらしく足繁く通っているようですが、2日前一台の草刈り機を手に入れて帰りました。

 わが家の草刈りは平地など殆どなく、急峻な地形のため、U字型にアームが出ている草刈り機は使い勝手が悪いので、右手で支え左手でエンジンを操作できるタイプが必要ですが、息子が手に入れた草刈り機は、ピッタリの仕様でした。早速タンクに混合油を入れて始動してみましたが、総重量も軽く使い勝手がいいようです。

 自宅横や人間牧場周辺で農作業を手伝ってくれる度に、「お父さんのやってる作業は大変で、『やがてお前の番だ』と言われても僕には全てを引き継ぐことは出来ない。少し規模を縮小しないと・・・」と少し弱気な発言をしています。息子が言うように私はこれまで忙しい仕事の傍ら、自宅周辺や人間牧場周辺の草刈りなどの農作業を何とかこなしてきましたが、年齢的に少し限界を感じるようになっています。さてどうするか?。いいこととできることは違うので、手を広げ過ぎた身の回りをそろそろ考える時期になったようです。

「わが息子 草刈り機一台 手に入れて 少しやる気が 出来たのかしら?」

「ついポツリ 親父のようには 出来ないと 三行半を 突きつけられる」

「このところ 相次ぐ体 不調にて 後手後手回り 身の周りゆえ」

「これまでは 何とかしのぎ きたけれど これから先は 規模縮小も」

 

 

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