人間牧場

〇旧上灘保育所跡地の桜伐採

 私の散歩コースになっている上灘保育園跡地は、今年の3月に市役所双海地域事務所横の旧保健センターへ移転したため、現在は空き家空き地となっています。長年子どもたちを育ててきた施設だけに、笑い声や泣き声の聞こえなくなった施設は、頻繁に通っていた送り迎えの車もなく散閑として、寂しく感じられます。

 この周辺を朝の散歩コースにしている私ですが、4~5日前正門の両横に植えられていた大きな桜の木が、根元から伐採されているのを見て大いに驚きました。察するに施設の取り壊しの邪魔になるので伐採されたようですが、わが子も長女を除けば3人は四季折々にこの桜のトンネルを潜って通園しているのです。

在りし日の桜の木のある上灘保育所の正門

 少子化という時代の流れは止めようもなく、移転した保育園も園児の急激な減少でかつてのような賑わいはなく、将来どうなるか暗い不安を投げかけているようです。先日散歩の途中タブレット内蔵のカメラで、桜の木を伐採する直前の写真を撮っていましたが、満開の桜咲く写真は残念ながら手元にありません。保育所へ出かけ、そんな証拠写真をお借りして保存したいと、馬鹿げたことを思いつきました。

「また一つ 町内施設 撤退し 界隈寂しく 人気配なし」

「正門の 両側あった 桜の木 伐採されて 切り株のみが」

「偶然に 数日前に 桜の木 あった姿を 写真に撮った」

「少子化は こんな田舎の 活力も 奪ってしまう どうなることか」

 

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