人間牧場

〇伝教大師最澄の言葉

 最近は新型コロナの影響で不用不急の外出を控えるようキャンペーンが張られているため、家でいる時間が増えています。それはそれとして有難いことで、どうすれば家にいる時間を有効に過ごすことができるか考え、今までできなかった海の資料館海舟館の展示物整理を始めました。他愛のないことですが一日に1点ずつFacebookに写真付きでアップしてみようと思いつきやっていますが、早いものであっという間に1~37になりました。

 そんなこんなで少~しパソコンやタブレットをいじくる時間が増えました。何気なくパソコンをいじって、facebook仲間の書き込み記事を見たり読んだりしていますが、相変わらず食べた、飲んだ、読んだ、行った、見たの記事も多いようです。時々人生訓や歴史上の人物の言った言葉が紹介されていて、今に通じ、自分の生き方の参考にしようと、コピーしたりメモを取ったりしながら楽しんで自主学習しています。

 新聞も忙しい朝は見出し読みや棒読みですが、夜テレビを見ながら再読し、孫が「わが家の新聞は穴がいっぱい開いている」と言うように、気になった所は切り抜いています。数日前の新聞に伝教大師最澄の言葉、「栄誉を求めず、郷土の光になれ。一隅を照らすようになれ。」が載っていました。栄誉など求めても無縁なこの歳になりましたが、栄誉を求める人の意外と多いことに気がつきます。郷土の光になりたくても、光源の乏しいわが身には無理だし、せめて一隅でもと自分にできるボランティアに精を出していますが中々です。

 でもその気になってやる気になって、一つでも実行すれば、昨日よりは今日、今日よりは明日、少しではありますが前進するだろうと、一人自己満足しながら日々を過ごしています。

「コロナ禍で 新聞パソコン 見る機会 増えたはいいが 見抜く力が」

「大それた ことは出来ぬが 今だから 出来ることあり とりあえず一歩」

「一歩だが 続けていれば 積善に なるかも知れぬ 凡人冷や水」

「凡人は 凡人なりの 生き方を 余り背伸びを すると失敗」

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