人間牧場

〇駄作の自作川柳

 私は毎日書いている2本のブログの巻末に、高杉晋作の時世句「面白きこともなき世を面白く・・・・」にあやかり、それぞれ4首の笑売啖呵なるものを作り付け加えています。即興なので意味もなく、思わず「ウフッ」となれば望外の幸せだと思っています。

 私たち夫婦は、息子たち家族と同居するようになったのをきっかけに、せめて食事だけは可侵せずに食べようと、私たちが使っていた広いダイニングを思い切りリフォームして明け渡し、祖母が昔使っていたダイニングもリフォームしてそちらに移りました。

 ゆえに私たちは気兼ねすることなく食べたいものを食べ、ダイニングから見える裏庭の緑を見ながら、のんびりと過ごしていますが、新聞を読んだり日々の気づきをメモ帳に書き残して、ブログ書きの足しにしています。そのメモ帳に川柳なるものも幾つか書いています。
 「GoToで 天国行った 夢を見た」
 「3時間 待たされ予約 何の意味」
 「無農薬 レースの白菜 虫の餌」
 「節分に 歳の数だけ 食えぬ豆」
 「育毛の 夫の横で 妻脱毛」
 「若い頃 ときめき今は 不整脈」
 「犬や猫 人間様より 美味い餌」
 「観光に 行った先々 まずトイレ」
 「マスクして 連れ添いはぐれ 大慌て」
 「今飲んだ 薬のことさえ はや忘れ」

 川柳にしてみると言葉も面白く、悦に入って作っていますが、駄作ゆえ新聞の文芸投稿などには不向きなので、自己満足の域で終わりそうです。

[ この記事をシェアする ]