〇ドングリの種蒔き
里山運動を初めて3年になります。3年といってもまだ緒に就いたばかりで、1年目はとりあえず母が作っていた耕作放棄していたみかん畑の雑草雑木を、伐開し始めましたがこれが中々の難敵で、行く手を茨に遮られたりして予想以上の労力がかかりましたが、この3年で生える草も柔らかくなり、来年の春にはいよいよドングリから育てた苗木を植えれる準備がと整いました。
その間秋になるとあちこちのクヌギ林に出かけ、ドングリを拾い集めて持ち帰りプランターや畑に蒔きましたが、ドングリは芽や根を伸ばし、1年目の苗は畑に植えかえて育てた結果、50㎝程の3年生の苗になって、定植を待つようになりました。とりあえず春には100本程の苗を植えようと春の来るのを心待ちにしています。
長男息子の里山運動は、私と考え方が少し違っていて4年前から、育てたカブトムシを200個の虫かごに入れ夏休み中に、松山空港や道の駅などで子どもたちに無償配布しています。自然発生したカブト虫がいるのはクヌギの森ですが、願わくばカブトムシのいるクヌギ林を作りたいという願望もあって、ここでやっと親子のクヌギ林造りで一致するのです。
息子はこのところ暇を見つけ、松山城や護国神社の森で拾って来たドングリを水に漬け、殺虫した後苗床に蒔いています。もう既に芽や根が伸び始めていて、私と同様クヌギの木の苗作りに励んでいます。10年後クヌギの森ができるのを親子で夢見ていますが、植林や育林には草刈りなどの手間暇がかかるもので、まだ紆余曲折があるものと思われますが10年後が楽しみです。
「わが息子 苗床用の ビニールに 土入れドングリ 蒔いていました」
「里山に クヌギの苗木 植えるため 茨の放棄地 苦労し伐開」
「来年の 春には自らが 育てたクヌギ 苗木定植」
「10年後 クヌギ林を 作ろうと 里山運動 馬鹿げた親子」