人間牧場

〇双海史談会現地研修「風景写真今昔物語」(その2)

 一昨日双海史談会のメンバー18人ほどが集まって、「風景写真今昔物語」と銘打って、町内を散策しました。双海町には上灘地区(高野川・上灘・高岸)と下灘地区(大久保・串)があって、海岸線だけでも16キロあります。双海町の大きな変化は県道が国道に昇格し、その後その国道が改良されたため、町の様子が一変する程変化しています。

唐崎付近から本尊山を望む風景

翠小学校の風景

浄土坂から下灘を望む

豊田漁港の遍歴

天皇陛下の乗ったお召し列車が走った予讃線海岸周り

 古い写真を頼りにその場所を探して写真を撮り、古い写真と今を比較してみると、当時と今の風景の違いが一目瞭然です。今回は風景に人物を余り入れませんでしたが、民俗学者宮本常一の残した写真をみると、畑や洗濯物、町並みや人物が沢山写っていて、当時の人々の暮らしぶりがリアルに描かれているようです。

今回は全員で歩いたため、多少時間がかかったので、これからは一人一人が折に触れ、古い写真と対比しながら町内のあちこちを散策して写真に収めたいと思っています。来年は是非古い写真と今回訪ねた写真を対比して展示する企画を進めたいと思っています。それにしてもデジタルの時代になったもので、私のような浅学な者でもスキャナーを使ったり、デジカメを使って写真がこうしてすぐに画面上で再現されるのですから、便利な世の中になったものです。

「町内の あちこち巡り 今昔を 考えながら 写真をパチリ」

「昨日今日 変わりそんなに 気づかぬが 写真で対比 年月流れ」

「見覚えの ある風景に 出くわすと 昔日の日々 思い出される」

「今回の 企画もやはり 面白い ワクワクドキドキ 時にはジ~ンと」

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