〇2冊の本の執筆
今年は新型コロナウイルスの影響で、予定していた講演が殆ど全て中止となり、加えてこれまで15年間も足繁く通っていた大学の非常勤講師や客員教授を、75歳の後期高齢者となったのを機に全て辞任したため、家庭にいる時間がかなり多くなりました。そんなこともあって思いつくまま暇を見つけて2冊の本の執筆を同時進行でやっています。
一冊は夕やけ徒然草で、既に地の書・水の書・火の書・風の書・空の書・心の書の5冊(30話×6冊=180話)を発行していますが、二宮金次郎の尊徳翁夜話にあやかり233話を最終目標にしたたため最終書は53話と少し長めです。既に30話余りを書いているのであと少しですが、これが中々難産のようで、今年中に片づけたいと思っています。
もう一冊は人間牧場物語です。15年前現職を退職した時長年の夢であった人間牧場を造りました。構想10年、建設5年、利用15年はあっという間に過ぎましたが、その折々の想いを加齢による忘却をしない間に書き残しておこうと思いつきました。私は思いついたら何が何でもやる質で、かつて出版した「昇る夕日でまちづくり」などは300ページもの本を僅か2週間で書いたほど早書きなのです。
既に目次案40項目の35項目辺りまで書き上げていて、そろそろラストスパートといったところです。途切れがちな記憶を呼び起こしながら書いていますが、書き溜めつつあるこの2冊の本を印刷出版するかどうかはまだ決めていません。年金暮らしだし出版に要する費用を借金する訳にも行かず、少~しだけ悩んでいます。まあ悩んでも仕方がないので、コロナでできた暇を有効に使って、残りの原稿を淡々と仕上げたいと思っています。
「コロナ禍で サンデー毎日 暇出来た チャンスととらえ 原稿執筆」
「何のため 書くのと自問 するけれど 出口も見えず それでも書かねば」
「書くよりは 打つというのが 当たってる デジタル文字で 記憶頼りに」
「宝くじ 当たれば資金 出来るけど 買わないゆえに 当たるはずなし」