〇孫二人が設立したお助けカンパニー「なんでも屋」
新型コロナウイルスの影響で、母親の実家の経営する喫茶店も閉店したため一日中家にいるので、長期休暇中の孫2人は何かと嬉しそうです。自宅での暮らしのリズムも板につき、色々なことに挑戦しているようです。一昨日の夜私たち夫婦の居間に孫二人がやって来て、お助けカンパニー「なんでも屋」という会社を設立したと報告がありました。
会社設立とは凄いと思い、内容について二人から色々な話を聞きました。社長は長男希心、何故か専務ではなく次男奏心は社掌で、社員は二人だけだそうです。業務はわが家のしてもらいたいことを何でも引き受けるそうで、肩揉みから掃除、草引き、洗車などなど何でも一回300円で引き受けるとのこと、その会計は私が日銀から貰って渡していたお小遣い帳に全て記入し明朗会計を心がけるとか・・・・。
収益の分配は単純で、300円の3分の1(100円)ずつを社長と社掌か取って、残りの100円は「お助け共済」に貯蓄し、貯まったら家族のために使うのだそうです。小遣い銭を稼ぐ打算見え見えですが、「お助け共済」とは洒落たことを考えるものです。早速昨日は5分以内なら無料の肩たたき・肩揉みを妻と私にボランティアサービスをしてくれました。余りにも気持ちがいいので、妻は15分に延長して300円を払ったそうです。
昨日は絶好の行楽日和でしたが少し遅い昼食を、庭の隅に置いている電線薪巻きの廃品利用テーブルで、息子家族が屋外で摂っていました。私たち夫婦の愛車軽四トラック洗車の話になり、受注した二人は昼食もそこそこにして早速洗車を始め、30分ほどかかってピカピカにしてくれました。お父さん(息子)の愛車も洗車して磨き、昨日はしめて600円の収入になったと喜んでいました。ちょっとしたお手伝いはタダ、お手伝いカードにスタンプが3つ揃うと150円引きなどなど、特典も揃っていて、降って湧いたように設立営業を始めたカンパニー「なんでも屋」は、中々面白いアイデアと行動力で、若松家族の注目が集まっています。
「カンパニー なんでも屋という 手作りの 広告見せて 孫たち熱弁」
「5分なら 無料でします 肩たたき 妻は早速 延長頼む」
「やられたな お助け共済 これが味噌 辞めろ言われぬ 理由をつけて」
「あれやこれ コロナウイルス お陰かな? 家族のあり様 試されてます」