〇由並小学校6年生に双海をレクチャー
数日前、公民館の隅田主事さんから、由並小学校の6年生の授業で、双海の歴史について学習しているので、協力して欲しい旨の連絡が入りました。折角だから由並本尊城跡に登って学習するべく、担任の先生と隅田さん、大森さんの3人で、前々日下見に出かけたようですが、昨日は雨が止んでいたもののぬかるんでいるようなので、急遽地域事務所の図書室に場所を変え、午前中11人の6年生児童と交流学習会を持ちました。
事前に届いていたメールでの質問は、由並の歴史①由並の名前の由来や歴史(成り立ち)、②本尊山・本尊城について、③千人塚について、文化・伝統④オガタマの木やチョウチョはどういうものなのか・なぜ有名なのか、⑤地域の人にとってオガタマの木やチョウチョはどういう存在なのか、両谷の獅子舞⑥歴史目的、⑦残していくためにしていること・やっている人の願い、郷土料理⑧由並の伝統文化や郷土料理とは、史談会⑨史談会を作った目的、⑩どのような人で構成されて、どのような活動をしているか、⑪由並地区を知らない人や、訪れたことのない人に伝えたいことはあるかなどでした。
史談会から参加した私と大森さんが、それぞれの質問に得意の分野を短くレクチャーしましたが、みんな熱心にメモをして聞いてくれました。今年は先日行われた上・下灘公民館祭りの会場に、史談会が学習でまとめた方言を「ふたみの方言コーナー」として展示したこともあって、学習の成果を少なからず社会に広めて行くこともできました。これからは史談会が今回の学習のように加わることも大切であることを実感した半日でした。
双海学ともいえる学習のバイブルは、何と言っても平成の合併時に刊行した「改訂版双海町誌」です。愛媛県生涯学習センターでこの刊行物は既に電子図書化されていて、内容は多少難しいものの、インターネットに明るい小学生高学年であれば十分調べることができるので、折に触れ自分の住んでいる町のことを学んで欲しいと願っています。
「メールにて 6年学習 お手伝い 依頼があって ノコノコ出かけ」
「メールにて 質問事項 聞いていた 双海町誌で 事前に調べ」
「史談会 あれやこれやと 忙しい 教育(今日行く)教養(今日用) 元気にこなす」
「少しでも 地域貢献 できないと 生きている価値 ないもの自覚」