人間牧場

〇送られてきた掲載資料と掲載雑誌

 先日私の元へ、佐賀県で開かれた「全国過疎問題シンポジューム報告書」と、「通信文化」という雑誌が相次いで送られてきました。報告書はパネラーとして登壇して発言した内容がテープ起こしされて掲載されていました。雑誌「通信文化」は約2時間にわたって郵政省四国支社で講演した内容が、同じくテープ起こしされて掲載されていました。いずれも事前にゲラ原稿としてメールで私の元へ校正して欲しいと送られてきているので内容は確認済みなのです。

通信文化という雑誌
全国過疎問題シンポ報告書

 いつものことながら話し言葉を書き言葉にすると、どこか違和感があって、特に方言丸出しで喋る私としては、テープ起こし下記事は直し始めると全て直さなければならないので、いつものことながら文字校正程度でお茶を濁していますが、活字になった文章を手に取って読むと、「しまった」と思える箇所が何か所も見つかり、やはり後の祭りとなりました。中でも「通信文化72号」は表紙を見てびっくり仰天しました。

 何と何と目次ならまだしも表紙絵の上に、「特集」「岡野裕基金記念講演会シリーズ」「新しい発想で生きる」「若松進一」という文字が印刷されていて、赤面この上ない恥ずかしさでした。「印刷された文字は直しようがない」とは、かつて10年間で240号(月2回)もの長い間、広報マンとして「広報ふたみ」を書いた苦い経験のある私のけだし迷言ですが、今回もやはり後の祭りでした。聞けば「通信文化」という雑誌は全国の郵政省関係の部署に配布されるそうで、庶民一般の人の目に触れることもないようなので、多少救われますがそれにしても赤面の面持ちでした。

  「過疎シンポ 講演などが 載っている 資料や雑誌 手元に届く」

  「おそらくは 全国あちら こちらへと 届くであろう 赤恥承知」

  「まあ何と 表紙絵上に わが名前 見つけてびっくり 消すすべもなく」

  「まあいいか この歳ゆえに 諦める 物好きな人 読んだと手紙」

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