人間牧場

〇ハウスにトマトを植えました

 「へそ天」という気象言葉があります。へそを出して寝ても風邪を引かない陽気になったことを言いますが、その言葉のように、日本一暑い高知県四万十市では日中の最高気温が26度を超え、日本の各地で3月としては観測史上最も高い温度を記録したと、テレビで報じていました。この温度はまさに異常としか言いようがなく、殊の外寒かった冬を体験しているだけに、私たちには体に変調をきたしそうで心配です。

ハウス内にトマトの苗を植えました
今年は色々な種類のトマトを植えてみました

 この陽気は家庭菜園を手掛ける者にとっても、手放しで喜ぶことはできません。もう少しの間、食べようと思っていた大根、キャベツ、ホウレンソウ、ブロッコリー、カリフラワーなど、名残の冬野菜は軒並みグングン伸びて、ついには食べられなくなり、仕方なく廃棄処分の運命を辿っています。もう一つ厄介なのは畑の隅に3年前造ったビニールハウスです。冬場は陽が当たらないため温度が足らず、スムージー用のケール栽培と、養蜂に使う日本ラン・キンリョウヘンの防寒のために使っていましたが、陽が当たるようになってくると、室内温度は30度近くまでグングン上がり、脇窓を開けないと、高温で植えているものを焼いてダメにしてしまうのです。

 一昨年から始めたビニールハウスでのトマトの促成栽培を今年も思いつき、1列7本×2列=14本のトマトの苗をホームセンターで買って帰り、3日前に植えてみました。朝晩の水やりと日中は側窓開きを忘れないようにやっていますが、露地栽培より約1ヶ月早いトマトの栽培は、1本180円もする少々お高い苗なので失敗知ることもできず、投資効果を得た昨年の経験を活かして、手間暇かけて無農薬による美味しいトマトせいぜい楽しみたいと思っています。

 「菜園の 隅に造った ハウスにて トマト栽培 見よう見真似で」

 「日中は 30度超す ハウス内 気配りせねば トマト育たず」

 「日本ラン 蜜蜂分蜂 間近にて いよいよ勝負 準備おさおさ」

 「忙しい だからやるんだ 意を強く 持って毎日 気丈に生きる」

[ この記事をシェアする ]