〇乾燥シイタケ
わが家の裏と人間牧場には、旧役場時代の親友井上さんのクヌギ林から切り出したクヌギの原木に、大洲市田処の親友亀本さんに手伝ってもらい植菌した、シイタケ栽培の小さなホダ場があります。ホダ木は4~5年もすると、まるでセミの抜け殻のようにスカスカになって短い一生を終えますが、2~3年に一度補充しているため、まだもう少しは持つものと思われます。そのホダ木に春と秋の年2回、確かなことは素人なので分かりませんが、外気温度が10度~15度くらいになり、雨が降って湿度が上がるとシイタケが生えてきます。
この時期はホダ場へ行くのが楽しみで、無数に生えたシイタケを収穫します。今年も先週あたりからシイタケが出ていますが、スケージュールが積んで見回りができず、収穫のために持って行った発泡スチロールの箱には収まりきらないほどありました。シイタケはドンコと言われる少々小ぶりな傘の開き過ぎない香りのよいものが上等とされていますが、少し遅かったため既に傘が開き過ぎたものもありました。帰るとすぐに生食用と干しシイタケ用に選り分けました。
傘が開き過ぎていたり、少し変色したものは干しシイタケにすれば別に問題もないので、まな板の上に載せて包丁で茎を切り取り、傘の部分を荒くスライスしてサナに干しました。このところ上天気が続いているので、この3~4日で干しシイタケが出来上がります。干しシイタケは聞くところによれば栄養価も高いそうで、ヘルシーな食べ物として重宝しています。干しシイタケは煮物や料理、それにうどんの出汁に使うと、うまみ成分が増してとても美味しいダシがでるのです。シイタケも自給できるなんてこの上ない幸せだと妻は大喜びです。
「クヌギの木 仲間に貰い 切り出して 仲間手助け 植菌ホダ場」
「この時期に なるとシイタケ 目を覚まし にょっきり顔出し 私収穫」
「時期逸し 開き過ぎたる シイタケは スライスサナで 乾燥します」
「出汁・煮物 干したシイタケ 万能で 妻の料理は 最高の味」