〇干しワカメ作り
春がやって来ました。間もなく雑草が伸び始めるのを前に、家庭菜園では冬の名残の片付け作業を行っていますが、この時期は年度末で何かとスケジュールが立て込んでいて、加えて三寒四温の巡りの中で3~4日に一度は雨が降るので、スケジュールと天気が合わず、ちょっと油断すると時機を逸してしまうのです。今は春の大潮の時期に採集してきたヒジキとワカメの処理が忙しく、炊いたヒジキを干したり、湯がいたワカメを干したりしていますが、天気が安定しないので気が気ではありません。
それでもヒジキは何とか今日で乾燥が片付きそうですが、ヒジキほど手間ではないワカメも、湯がいた後茎の部分から半分に割って干す作業に一苦労しています。これまでワカメを干すのは庭にビニール縄を張って干していましたが、これだとにわか雨が降った時取り込むのに苦労することから、昨年物干し用の道具を買い、専用にして使っていますが、。これが中々の優れモノで、風を受けると干したワカメがクルクル回って乾燥を助けるため、2日も干せば取り込めるほどに乾燥するのです。
今のところ物干し用の道具は3個しかないため、4回に分けて干しましたが、今朝は最後の残りを洗濯ばさみに挟んで干しました。今朝は寒の戻りとでも言うのでしょうか、とても寒い朝で、冷たいワカメを持つ手の指はかじかんで、挟むことさえ困難な状態でしたが、我慢して何とか干すことができました。これで夕方までには粗方乾き、取り込むことができるようです。今年もこれでワカメは100%自給できる予定です。天草・ヒジキ・ワカメなどの海の恵みに加え、切り干し大根・干しシイタケ・蜂蜜などの山の恵みも加わり、わが家の自給率は、目標通り家庭菜園の野菜とともにかなり高くなりました。
「大潮に 採ったワカメを 外で茹で 水で晒して 干しワカメする」
「これまでは 庭にビニール 紐を張り 干していたけど 今は物干し」
「いやあ便利 場所をとらずに 陰干しが できるアイディア 何かと便利」
「かじかんだ 指で何とか ワカメ干す 一年分の ワカメをゲット」